ブログ

 

ザスバッハバルデン・ドイツの美しい村

2015-04-30 | 仏独ルクセンブルク田舎巡り

4/19 午後から黒い森地方の小さな村、ザスバッハバルデンを訪ねます。公共交通機関では辿り着くのが難しいらしく、詳しい旅行記はネット上にはほとんど見当たりません。

昨年秋、広島県の市町職員研修でこの村も訪れたそうで、その報告書で概要は分かるかと思います。

http://www.j-hiroshima.or.jp/shokuinkensyu/kaigai-26houkokusyo.pdf

ドイツ南西部、フランスとの国境近くの人口2,400人くらいの小さな村。産業はブドウ栽培にワインの醸造、木材加工。そして観光とあります。民宿などの宿が小さな村なのにたくさんあるそうで、年間10万人の観光客。殆どがドイツ人で外国人は約一割。それもおそらくヨーロッパからの人が多いと思います。

日本人は私達だけ。この旅行社でも新しいコースですが、来月は何と8本のツアーが催行だとか。

まだ見ぬ美しいヨーロッパを訪ねて、人間の好奇心には果てがありませんね。それにいまどきパリへ、行った、イタリアへ行ったと言っても誰も驚きません。旅行通を自称するなら誰も知らないところへ行く。これしかありません。

ツアーの皆さんは旅行慣れした方が殆ど。初めての海外旅行にここを選ぶとしたら、それはそれでとてもいい趣味と私は思いますが。

ゲンゲンバッハから北へ約44キロ、なだらかな山に囲まれてザスバッハバルデンの村はあります。

村のメインの通りは坂道なので、あとで集まりやすいよう、下の駐車場にバスを入れていただきました。

ぐるっとまわります。

小さな小屋は待合室。ベンチが少し。


途中まで一緒に行きましたがインフォメーションは休みだし、地図貰って各自で歩き、一時間後だったかな?に元の場所に集合です。

さあ出発。あの先で家並みは終わり。

取り敢えず坂道を登って行きます。薪を積んだ農家?

メインの通りから横の道へ。妻側いっぱいのバルコニーがチロル風。

今回の旅行で分かったこと、横道にそれると地元の暮らしのわかる素晴らしい眺めが待っている。でも生活の邪魔にならないよう静かに観光。

もうあの先で集落はおしまい。小さな村。でも建物は日本の感覚で言うと豪邸。陽当たり良し。とっても贅沢な暮らしぶり。

後ろはブドウ畑。

観光客ちらほら。黒髪の女性は我がツアーの方だったかな?違う気もするけど、だとしたらごめんなさい。

家の後ろはすぐブドウ畑。高くブランコをこぐ白いワンピースの少女。観光客が村はずれに車を停めている。のどか。

道は折り返してさらに高いところを通ります。ツアーの人は誰も見えなくなりました。私一人でドイツの田舎の村を歩いています。

日差しがけっこうきつい。

下る道がありました。やれやれ。ドイツ語で足元注意と書いているらしい。注意しますとも。こんなところで転んだら洒落にならん。

やれやれ、大通りも近そうです。もっと上がってみましょうか。

これぞ美しい村。ブドウ畑の向こうの小さな教会。

行ってみたいけど集合時刻が気にかかる。

下ります。最後はホテルの前庭(私有地?)みたいなところを通って復帰。

こちらはレストランらしい。

ゲンゲンバッハと違って、家は間に余裕を持って建てられている。こちらも何かのお店。民宿かも。

ホテルの案内板。派手な看板の代わりに、敷地の入り口にインフォメーションを設置。

さすがドイツ、いい材木を使っています。硬いカシの仲間でしょうか。

元の場所に戻ってきました。やれやれ、間に合いました。ここでは買い物の時間なし。でも買い物しない方がゆっくり観光できます。これからはなるだけそうしたいものです。

この村を中心に、車やバイクのロードレースのコースになっているらしく、通行量多いです。ベンツのオープンカーのオフ会なのか、中高年のオーナーの車が何台も激走しています。

これから観光客増えたら危なくないか、ちょっと心配。

いゃあ、午後からの村の眺め、よかったあ~。はるばると極東の地方都市から来たおばさん、大感激です。

さよなら、またいつか来る日まで。


 

このあと282キロ北のルクセンブルクへ。朝1:30に目覚めて眠れなかったので、約四時間、バスの中で眠りました。途中どこかのGSに停まって、その時アイス食べたのは覚えているけど、また寝てしまい、今度気が付いたら、ルクセンブルクのとっても素敵な街並みが車窓から見えました。

ホテルはビジネス地区にあるノボテルキルヒベルクです。ノボテルって確かアメリカ系のホテルだと思うけど、シンプルでいいホテルです。以前ロンドンでもノボテルに泊まりました。ノボテルロンドンエクセル。市街地からは遠く、再開発した広々としたところでした。

私の部屋はエントランスと同一階、しかも一番フロントに近い部屋で楽でした。

ロビーに集合して今夜の食事はホテルのレストランで。仲良くなった方とお揃いのワンピースです。受けました。楽しかったです。

前菜。おかずが多くて結構でした。もうこれだけでもいいみたい。

メインは魚のフライ、お米の付け合せ、ラタティユみたいな野菜の煮物。マヨネーズがスピード感あり。ちょっとした工夫だけど。

デザート。

朝食。何でも少しずつ。無理して食べない。とは言え、これだけの量になった。

ルクセンブルクのこのホテルは連泊しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲンゲンバッハ・ドイツの小さな街

2015-04-30 | 仏独ルクセンブルク田舎巡り

4/19 フライブルクのホテルを出て一時間余り、ゲンゲンバッハに着きました。小さな川のほとりにある小さな街です。駐車場でバスを降り、5分も歩くと中心部に行きます。

正面、市庁舎とその前のマルクト広場。きょうは日曜日なので、手作り品のマーケットが開かれています。

朝から強い日差しです。

広場の中心にあるのがレールの噴水。

マーケットの出店準備をしています。

これは「シュヴェート」と呼ばれ親しまれている騎士像。左手には街の紋章が描かれた楯を、右手には帝国都市特権状を持ち、約500年前にここに建てられたそうです。

 

カフェに憩う人達。日本でこういう場面があまりないのは、ひとえに温帯モンスーンという気候のためと思われます。

近寄ってみると立派な市庁舎です。

クリスマスシーズンには大勢の人で賑わうとか。それは窓の一つ一つに灯りを増やしていき、建物全体がアベントカレンダーになるからです。

http://www.gengenbach.info/Entdecken/Der-Gengenbacher-Adventskalender

ドイツの冬は暗くて寒いけれど、こんな素敵なものが見られるなら、冬にもぜひ行ってみたいものです。

フランクフルトから列車で二時間くらいらしい。うーーーむ、また行きたいなあ。

 

http://7.pro.tok2.com/~medias/mfvo/html/deutchpic.htm

こちらのサイトにもクリスマスの画像が。灯りが暖かそうでいいですね。ほんと、今度は冬行ってみたい。

今回のツアー、ガイドさんが来たのはルクセンブルクとドイツのトリアーだけ。あとは自由に見学。自由はいいんだけど肝心なものを見落としたりする恐れもあるわけで、せっかく行くのなら事前の下調べが必須と思います。

広場からあの門のところまでが旧市街です。

歩いてすぐです。

門の二階から通りを見る。木組みの建物がドイツらしくていい感じ。テントの付近がマルクト広場です。

雑貨のお店に反対側の家が映り込みます。まだ開店前です。

天使たち

バッグいろいろ

門の外へ出てみます。家を建設中。

仏頭のある庭。

再び門を入り

教会前の広場です。

市庁舎から反対側にある建物。重厚な赤い色。

先ほどとは反対の門に向かいます。

剣のようなものは、昔、外敵の攻撃に備えたのものでしょうか。

線路を渡って振り返ったところ

小さなお堂がありました。

その先は川です。自然がいっぱい。

反対側。川岸のベンチで休む人もいました。

再び市庁舎前に戻ります。11:45にレストラン前集合です。ここでも一時間半の散策でした。買い物もできて時間ゆっくりでした。

後ろの建物が本日のレストラン。手前にオープンカフェがあります。

前菜は・・・何だったかしら?スープだったかも。ドイツ人はフランス人みたいに生野菜モリモリ食べないのでスープだった気がする。

メインはピルスナーという大きなソーセージ。

デザートはアイスでした。

レストランの壁は一部、躯体を見せています。

1476年建築のようです。500年以上前の建物。頑丈さにびっくりです。

で、日本に帰ってからとても素敵な場所を見落としたことに気が付きました。それはエンゲルガッセという奥まった通りです。商店もなく、本当のこの土地らしい家並み。見そこないました。残念でたまりません。また行く機会があるかもしれません。その時のために忘れないようリンクしておきます。

http://4travel.jp/travelogue/10915231

いつかまた行けたらいいなあ。今度は夫についてきてもらおうかな。もちろん、一人参加の女性の皆さんにはとてもよくしていただいて楽しかったけど、女一人だと一部男性から軽く扱われる気がする。今回は、じっさいそういう目に遇った話も聞いた。近寄らなければいいんだけど、そうもいかない場面もあるわけで。

相手の非常識さに、この温厚な(←どこが!!と自分で突っ込むのも芸のうち)私でさえ、いまだに腹が立っている。腹が立ちながら、一人暮らしの女性はそういう思いをすることもあるんだなあと、やっと気が付いた。

世の中には自分の理解の範疇をうーーーーんと超えた人がいる。日本では、決して出会うこともなく、お付き合いすることもない人。あまりに強烈だったので、帰ってからその話ばかりすると、夫から「ところでどこへ行って何を見たん?」と聞かれる始末。

今回の旅行は地名が特に難しく、いまだ全部、空で言えない。このあとザスバッハパルデン、ベルンカステルクースなどという舌を噛みそうな名前の街へも行きました。


閑話休題

さて昨日は旧天皇誕生日、我が家的にはタケノコとワラビの日でありました。

夫実家の持ち山へ出かけ、タケノコを採ってきました。今年は当たり年らしく、私の身長くらいに伸びたタケノコがたくさん出ていたので、それはのこぎりで切り倒し、小さいのだけを20本くらい持って帰り、昼から茹でて、夜、各種調理。しみじみ疲れました。

ワラビは、山の近くの人が毎年草焼きをする場所にたくさん生えます。それもあく抜き中。台所はいろんなもの出して、野戦病院状態です。

連休には三男が帰省。長男一家も次男もそれに合わせて来るので、何人になるのかな・・・元気なうちは家で食べさせてやろう。今月初め、実母が来た時店へ行ったけど孫二人が興奮して余計疲れた。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書評

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

手織り

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
にほんブログ村

日本ブログ村・ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村