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6/14 バレンシアの楽しい買い物

2016-07-03 | 炎熱のスペインを行く

前夜のホテル、床が全部ビニールタイルで、壁も天井も真っ白で殺風景、なんか落ち着かなかった。壁に各国語で歓迎の言葉が。うーむ、微妙。

泊まったのはMAS CAMARENAというJTB的にはAグレード。広いのはよかったです。ドアの前が広く、そこにスーツケース二つ、余裕で広げられそう。長くて疲れる旅、ストレスはなるだけない方がいいですもんね。

スーツケースは毎日毎日、きちんと整理しようとすると疲れる元。最後に一気に。毎日はババッと詰め込み、蓋が出来れば良し。

そしてものの位置をあれこれ替えないこと。最近とみに記憶力が減退、多くのものを管理するのもストレス。そのためにはどうでもいいものは持って行かない。

今回よかったもの。

ポカリスェットの粉末。夜、喉が渇いてジュースが欲しくなった時水に溶かして飲んだら、おいしく飲めた。 

黒砂糖。元気が出る。固形タイプをお菓子代わりに。

失敗したもの。

梅干しの容器。梅干しは大量に持参。一日五個くらい食べて元気が出たけれど、毎日持ち歩く小分け用の密閉容器が密閉でなく、汁がこぼれた。

結局、過酷な暑さのスペインを旅するには、水、塩分、電解質、すぐ吸収する糖分は決して切らさないように。

私は最近とみに軟弱になったので心配でしたが、初めはきつくてもスペインの暑さに体が慣れ、最後はそう暑く感じませんでした。

これから旅行される方の参考になれば幸いです。


朝、9:00ホテル発。バレンシアの旧市街に向かいます。

今日もいいお天気。

着きました。旧市街入口、セラーノスの塔の前で。

バッグの紐を短くするのは、かがんだ時、バッグが前に振れるのを防ぐため。と体の中心に近いほど重さを感じないから。つまり、位置のエネルギーをなるだけ小さくするためです。

こんな変な恰好している人を見つけたら、それは私です。暖かく見守ってください。

通り過ぎて振り返る。大きな門です。

旧市内の見どころは全て徒歩圏内にあるそうで、ガイドさんに連れられて歩いていくと、

カテドラルの端、八角形のミゲルの塔が見えてきました。

カテドラル前広場。ネプチューンの像と噴水があります。

小さくて瀟洒な建物。教会です。

バレンシアの守護聖人、聖母デサンパラドス教会堂です。

教会に少し入ってみます。

天井のフレスコ画が見事です。

バレンシアのカテドラルはモスクの建物のあとに13世紀以後に建てられたそうです。

天井近くの明かりとりで、軽快な感じになっています。

続いて隣のロンハへ行きます。こちらは宗教施設ではなく、15世紀に建てられた絹織物の商品取引をしていたホールです。

その隣は銀行の建物でした。外は中庭になっていて、オレンジの木が植わっています。

木陰と水がこんなに人の心を落ち着かせるとは、スペインに来るまで気が付きませんでした。

続いて通りの中の店へ案内されました。

これは夏の間だけの飲み物、オルチャータ(添乗員さんはオルティーリアと言っていたけど)。カヤツリグサの仲間のCHUFAという植物の根から作るジュースです。

とてもおいしかったです。穀物の味に、ミルクのような味、自然な甘みに、複雑なコクが混ざり合い、飲むと熱さに弱った体が元気になりそうです。大きなサイズで200cc、2ユーロだったと思います。

日本でもデパートのスペインフェアなどで飲めないでしょうか。また飲みたい。

短い通りを抜けて・・・

スペイン国内最大規模の市場、メルカードへ来ました。

いつもは中と外の写真撮って終わりですが、ラ・ロンハが人が少なくてすぐ終わったので、30分くらい買い物ができることになりました。

中は広くて店がいっぱい。観光客もいます。

楽しいですねぇ~地元商店は一番その国の暮らしのわかる場所。

生絞りのバレンシアオレンジのジュースが1ユーロ、飲まなかった。残念。

こちら卵の専門店。卵だけでたくさんの種類が。

生ハムの試食が終わって、こちらカラスミ。

生ハム各種。どれも大変安い。

こちらは豊富なワイン。

こちら外側。右側小物やさんで(1€でかわいい陶器など売っていた。買わずに残念!!)切手ないかと聞いた後、また中へ戻る。

ズッキーニとキュウリなど。

大根は世界の合言葉?黒いのは土付き?

さっきの生ハムやさんで、いろいろ買い物。チーズもおいしかった。

別の生ハム屋さん。豚モモの生ハムは進物にもするとのこと。塩味効いているので常温保存、3か月で食べきるそうです。

切り方一つで味も変わるそうなので、それ専用のナイフもあるはず。日本人が刺身包丁にこだわるようなものだと思う。

楽しい市場の買い物も終わり、昼御飯です。

バス降りて歩いて移動だったかな、多分。ヨーロッパ的街並み。空はあくまでも青く。

パスタ入りスープ

魚のフライにソース掛けたのやら

アイスクリーム。

毎日真面目に食べてたら1キロ太ったけど、孫の世話で元に戻りました。ありがたいことです。

続いて260キロ北のタラゴナまで。これは途中のSAのカフェテリアから。

このSAは上り下りの施設が一体化、道路の上を建物がまたいでいる。施設は共有なので、階段下には勘違いしないよう、バルセロナとバレンシアの大きな表示が。

近辺の地図

SAのジャカランダの花。暑さに強い花らしい。藤色が涼しげ。 

ここでは飲むヨーグルト飲んだんだった。1.8ユーロ。息子に車の雑誌、自分はインテリアの雑誌も買った。

パエリアもあるみたいです。

お稽古ごとの皆さんへのお土産は、スペインの人が普通に使っているものがいいと思い、全国展開のスーパーMERCADONAで調達。

サフラン粉末、バルサミコなどは日本で買うよりうんと安かったけど、バルサミコは瓶入りで重いので断念。ワインも1本だけ。それでも私のスーツケースがいちばん重かった。何しろ一人参加なので。ああ、いつかは夫とヨーロッパへ行きたいもの。あまり歳とらないうちに。

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