金曜日は大学の登校日。
行って見たら織り機が窓際に移動になっていた。横と後ろが広くなって楽になったかな。
学生さんはまだデザインの段階で、十数台の織機のうち、非常勤助教の先生、卒業制作らしい巨大な綴れ織り、新しく始めたシャギー織り以外は機は空いている。
立派な織り機がずらりと並ぶさまは壮観で、写真に撮りたいけど、撮るだけならいいかな。
午後から染工房の見学をする予定だったけど、時間の連絡がうまくいかず、できなかった。
染工房は水や薬品を使うので、コンクリートの土間。織り工房は糸が汚れたらいけないので、靴を脱いで上がるフローリングの広い部屋。
前に習っていた工房も畳の部屋にカーペット敷いて織り機を並べていた。織機の数なら大学も工房も同じくらい。全くの個人で道具も各種揃えて教えてくださった先生にはただ感謝。
来週会いますが、「私は基礎を教えただけ」といつも謙遜。人生の出会いはいろいろあるけど、還暦過ぎての出会いは私にはとても大切なものとなりました。
大学も楽しい。年を忘れている。先生や学生さんから見るとおばあちゃんで、学内に出会う人皆が私より若い。いつの間にかこんなに時間が経ってしまって。
でも大学にいると、前の学校にいたのもついこの間のような気がしてしまうのです。
30年前にできた公立大学。
確か中四国で芸術系学部のある公立大学はここだけ。
学生さんは遠くからも来ている。
自由な気風がとてもいい感じ。私もその気風が感染しているかも。
山の元の植生に加えて一部植樹。ゆっくり木を見る機会もないのですが、ケヤキにモミの木は後から植えたものでしょう。
工房のすぐ前にはクヌギがあり、実生で生えた若木が茂っている。木を見るのも楽しい。
なかなか進みません。やっと120㎝。今日は初めから糸がなくて、1時間くらい撚糸をしていた。次回からは家でして持って行く。
工房に「学生さんの教材に」と布類の寄付がたくさんあったそうです。
織り工房は、機織りだけにはとどまらず、糸や布を使う自由な表現をするのですが、柄の布は使いにくいとかで、殆ど減らないと非常勤助教の若い先生が言われるので、とりあえず貰ってきました。
服地、カーテン地、布団生地などの端切れかなと思います。
何を縫う当てもないのだけど、行き場のない布についほだされて。
パネル柄のシルク?地はブラウスによさそうですが、本日は風呂敷のつもりで包んで帰りました。
黒と紺のレースもたくさんあります。布が嬉しいのは昭和の女。
さて何にします。来週友達が遊びに来るので要るのは渡すつもりです。
家内も織をやってたので、その関係の方ですか?それとも香川県の関係(親戚います・またはこもれび?)
いずれにしてもよろしく、ゆっくり読ましていただきます。
わざわざのコメント、ありがとうございます。
奥様は織りをなさっておられたんですね。私は15年くらい前からやり始め、2年前から美術会派の展覧会に出展しています。昨年末は京都の文化博物館(旧日銀京都支店隣接)にも出しましたが、今年は工事が入り、展示はありません。
京都は親戚が詩仙堂の近くに住み、三男が6年間遊学していました。
三男は白川通や浄水場の近くに住んでいたので、フォローさせていただきました。京都の記事、楽しみに拝見します。今週末も上洛予定です。
どうかよろしくお願いします。