宿のロビー
さて、同行者は「イビキかくから」と気にして、手前の三畳の部屋で寝てくれました。私はありがたく十畳一人占めです。ごめんね、ありがとう~
朝は大広間で、折り畳み式の学校の机といすみたいなのを向い合せに並べて、そこでいただきます。
演芸などもするらしく、長崎の出島と南蛮船の豪華な緞帳。ナショナルカークーラー、昭和のいい時代の面影。
朝食もおいしいです。白いお椀は自家製豆腐。
左はフグ。
ロビー、廊下の書や色紙いろいろ。
徳富蘇峰は明治のジャーナリスト。蘆花の兄でしたか・・・
角川書店主催の講演旅行でもあったのでしょうか。何を話したのでしょうか?
昔は作家が時代のオピニオンリーダー、本もよく売れ、作家の社会的地位は今より高かったかも。
こちら女流。こちらも講演旅行でしょうか。
こちら団体で。最後余白が足りなくて二段重ねに書いている。
この他にも古伊万里などいろいろ展示。美空ひばりも泊まったそうです。各階の廊下にも展示はあるはずだけど、私が見たのは宿泊した3階だけ。残念。
ちなみに同行者はこういうものに一切興味がなく、私が写真撮っている間。ロビーでじっと待っててくれました。
宿はこちらです。http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/28126/28126.html
至れり尽くせりのお宿。帰りに、若女将さんと少し話しました。きりりと泥大島着て、さすがの老舗旅館でした。
皆様もよかったらどうぞ。今は復興割引で1万円引きで泊まれます。
続いて一軒目の立ち寄り先。
外でタバコ吸う男性たち。
ツアーバス。総勢42人、ぎっしりです。
海辺です。向こうは長崎でしょうか。
10時半頃、長崎到着。
大浦天主堂はパスしてグラバー庭園に向かいます。以前はなかったエスカレーターで、楽に上に上がれます。
旧三菱第二ドックハウス。園内で一番高いところにある。港が一望のもと。
降りて、次へ行きます。
旧リンガー住宅
テラスが開放的。旧リンガー住宅。
旧オルト住宅。石造りの洋風建築。日本人が建築。
旧オルト邸。遠景。
旧グラバー邸。世界遺産。国指定重要文化財。
遠景。
美しいベランダ廻り。確か、コロニアル様式とか言うはず。暑い植民地に適した、庇が深くて風のよく通る開放的な建て方。
天井格子
晩餐が再現されていました。貿易商だったグラバーは日本人と結婚し、子孫は倉場と名乗って日本人としてと暮らしたそうです。
門の外の、元は何かの施設だった建物。売りに出ていました。
あまりに暑くて、三つほど建物見逃した。パンフレットしっかり見て要領よく回るべきでしたね。反省です。
入口へ戻ります。入園料は園内全部回って610円と良心的。
神戸の異人館は高いよねーーーと二人の意見が一致。こちらは公園も楽しめます。
続いて有田ポーセリンパークへ行きます。ここで自由に食事します。1600円のバイキングはパスして、和食処で、980円のシチリンライスをいただきます。
それはこちらです。見本ではお皿からあふれるくらいの野菜。でも出てきたのはこんな感じ。
ショボーーーーーン。
一見の客ばかりの観光地とはいえ、これはあんまりです。広島本通りのコーヒーにデザートまでついた、フレンチのランチを見らなってほしい。ブツブツ。
本来はマヨネーズが掛かっています。私はマヨネーズ苦手で断ったら、「マヨネーズないと食べにくいですよ」「いいです」と押し問答に。
出てきた料理は、マヨネーズがご飯にもたっぷりかかっていて、同行者は食べにくそうにしていました。
これから行かれる皆様、マヨネーズは少しにしてくださいとお願いした方がいいかもです。
あとはカレーとかうどんとか・・・しかし、バイキングもなあ・・・・山の中で他に店もないし。
ドイツ、ドレスデンのツヴィンガー宮殿を模した建物の中にはショップと有田焼、古伊万里などの展示があります。
最初に行ったのは25年くらい前の開業直後。宮殿はピカピカで、ショップも高級なのばかり。
二回目は2003年、夫と。コンクリートの建物はすすけてとてもみすぼらしく見えて、店もほとんどなくなっていたし、寂しいものがありました。
今回で3回目。色も安定したのか、そう古い感じはしませんでした。一度表面を洗ったのかもしれませんね。
こちら、ドレスデンのオリジナル。2012年11月、修復中でした。11月のドイツは日暮れも早く、写真はきれいではありません。ヨーロッパは春か夏に限りますね。
ドイツの建物はイタリアと違って砂岩が多く、中の成分が酸化するとかで、とても煤けるそうです。それで、今回はそう古く感じませんでした。よかった、よかった。
この時はスーパー探してお土産買ってたけど、ここへ入って陶磁器の一つでも見学すべきでしたね。またすぐ行こうと思いつつ、たぶんもう行くことはないだろうけど。
もう一度土産物屋に寄り、博多駅から新幹線で広島まで。同行者は四国へ帰りました。
あっという間の二日間、人任せの旅は気楽。お喋り三昧の楽しい旅でした。