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九州お買い得旅Ⅱ

2016-09-29 | 旅行

宿のロビー

さて、同行者は「イビキかくから」と気にして、手前の三畳の部屋で寝てくれました。私はありがたく十畳一人占めです。ごめんね、ありがとう~

朝は大広間で、折り畳み式の学校の机といすみたいなのを向い合せに並べて、そこでいただきます。

演芸などもするらしく、長崎の出島と南蛮船の豪華な緞帳。ナショナルカークーラー、昭和のいい時代の面影。

朝食もおいしいです。白いお椀は自家製豆腐。

左はフグ。


 

ロビー、廊下の書や色紙いろいろ。

徳富蘇峰は明治のジャーナリスト。蘆花の兄でしたか・・・

角川書店主催の講演旅行でもあったのでしょうか。何を話したのでしょうか?

昔は作家が時代のオピニオンリーダー、本もよく売れ、作家の社会的地位は今より高かったかも。

こちら女流。こちらも講演旅行でしょうか。

こちら団体で。最後余白が足りなくて二段重ねに書いている。

この他にも古伊万里などいろいろ展示。美空ひばりも泊まったそうです。各階の廊下にも展示はあるはずだけど、私が見たのは宿泊した3階だけ。残念。

ちなみに同行者はこういうものに一切興味がなく、私が写真撮っている間。ロビーでじっと待っててくれました。

宿はこちらです。http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/28126/28126.html

至れり尽くせりのお宿。帰りに、若女将さんと少し話しました。きりりと泥大島着て、さすがの老舗旅館でした。

皆様もよかったらどうぞ。今は復興割引で1万円引きで泊まれます。


 

続いて一軒目の立ち寄り先。

外でタバコ吸う男性たち。

ツアーバス。総勢42人、ぎっしりです。

海辺です。向こうは長崎でしょうか。


10時半頃、長崎到着。

大浦天主堂はパスしてグラバー庭園に向かいます。以前はなかったエスカレーターで、楽に上に上がれます。

旧三菱第二ドックハウス。園内で一番高いところにある。港が一望のもと。

降りて、次へ行きます。

旧リンガー住宅

テラスが開放的。旧リンガー住宅。

旧オルト住宅。石造りの洋風建築。日本人が建築。

旧オルト邸。遠景。

旧グラバー邸。世界遺産。国指定重要文化財。

遠景。

美しいベランダ廻り。確か、コロニアル様式とか言うはず。暑い植民地に適した、庇が深くて風のよく通る開放的な建て方。

天井格子

晩餐が再現されていました。貿易商だったグラバーは日本人と結婚し、子孫は倉場と名乗って日本人としてと暮らしたそうです。

門の外の、元は何かの施設だった建物。売りに出ていました。


 

あまりに暑くて、三つほど建物見逃した。パンフレットしっかり見て要領よく回るべきでしたね。反省です。

入口へ戻ります。入園料は園内全部回って610円と良心的。

神戸の異人館は高いよねーーーと二人の意見が一致。こちらは公園も楽しめます。


 

続いて有田ポーセリンパークへ行きます。ここで自由に食事します。1600円のバイキングはパスして、和食処で、980円のシチリンライスをいただきます。

それはこちらです。見本ではお皿からあふれるくらいの野菜。でも出てきたのはこんな感じ。

ショボーーーーーン。

一見の客ばかりの観光地とはいえ、これはあんまりです。広島本通りのコーヒーにデザートまでついた、フレンチのランチを見らなってほしい。ブツブツ。

本来はマヨネーズが掛かっています。私はマヨネーズ苦手で断ったら、「マヨネーズないと食べにくいですよ」「いいです」と押し問答に。

出てきた料理は、マヨネーズがご飯にもたっぷりかかっていて、同行者は食べにくそうにしていました。

これから行かれる皆様、マヨネーズは少しにしてくださいとお願いした方がいいかもです。

あとはカレーとかうどんとか・・・しかし、バイキングもなあ・・・・山の中で他に店もないし。

ドイツ、ドレスデンのツヴィンガー宮殿を模した建物の中にはショップと有田焼、古伊万里などの展示があります。

最初に行ったのは25年くらい前の開業直後。宮殿はピカピカで、ショップも高級なのばかり。

二回目は2003年、夫と。コンクリートの建物はすすけてとてもみすぼらしく見えて、店もほとんどなくなっていたし、寂しいものがありました。

今回で3回目。色も安定したのか、そう古い感じはしませんでした。一度表面を洗ったのかもしれませんね。

こちら、ドレスデンのオリジナル。2012年11月、修復中でした。11月のドイツは日暮れも早く、写真はきれいではありません。ヨーロッパは春か夏に限りますね。

ドイツの建物はイタリアと違って砂岩が多く、中の成分が酸化するとかで、とても煤けるそうです。それで、今回はそう古く感じませんでした。よかった、よかった。

この時はスーパー探してお土産買ってたけど、ここへ入って陶磁器の一つでも見学すべきでしたね。またすぐ行こうと思いつつ、たぶんもう行くことはないだろうけど。

もう一度土産物屋に寄り、博多駅から新幹線で広島まで。同行者は四国へ帰りました。

あっという間の二日間、人任せの旅は気楽。お喋り三昧の楽しい旅でした。

コメント (2)
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