雛人形に二人の孫は大喜びです。
一つずつ運んで並び替えます。お寿司屋さんで貰ったティアラに指輪、ばあちゃんと一緒に作ったネックレスに、クリスマスのプレゼントのドレス着て、お姫様になっています。
丁寧に並べます。
この後、机の上、こたつの上、カーペットの上とお雛様は転々と場所を移動します。
「すみません、大事なものを」
「いいのよ、これは触ってもいい雛人形だからいくらでも遊んでね」
刀を抜く、屏風を閉じたり開いたりする。菱餅を重ね直す。橘と桜は一人一つずつ持って遊ぶ。と、二人はしっかり遊んでいました。
こんなに遊んでもらってお雛様も本望でしょう。触っちゃだめよと叱る種になる人形でなくてよかったなあと、きょうは思いました。
そのあとアンパンマンカルタをしました。
今度は小さくなった着物着て「パワー!全開!!」とやる気満々。
いつの間にか平仮名を覚えて、数もちゃんと数えられるようになりました。そして初めてなのに孫娘の圧勝。ばあちゃんはたじたじです。
何度やってもばあちゃんはびりです。メガネかけてもできません。いゃあ、こんなに能力落ちているとは。
お嫁さん曰く、平仮名は教えなくても急に読むようになったとのこと。でももう四歳と8か月ですからね。息子は2歳と3か月くらいで、テレビの天気予報見て県名の漢字をまず憶え、3歳になったころには絵本も一人で読んでいたので、どんな偉い人になるのかと期待していたら・・・・・結局、あんな大人になりました。瓜のツルからと言うやつです。
子供の伸びる力って本当にすごいなあと、きょうは感動した次第。
お母さんが全然教育ママでないので子供たちは伸び伸び。いいんだよそれで。字が読めなかったら勉強も遅れるし、どうしようと心配していたばあちゃんでした。心配するのがばあちゃんの務めなので許してね。