松本清張の小説はあきないですね。
なんといっても昭和のにおいがすごくするのがいい。
携帯電話がないから電話で待ち合わせ・・・追跡するのもなかなか昔ながら
そういえばこの前たまたまTVをつけたら太陽にほえろを千葉テレビでやっていた。
七曲署には黒い電話と机だけで、パソコンもない
今では考えられない。
もちろん携帯電話もないし刑事どうし連絡とるのも公衆電話から石原裕次郎のボス
経由で連絡する、見ていたドラマでは犯人をおいかけたデンカが行方不明になった・・
今なら携帯で連絡したりGPS使えばすぐわかるが・・
なかなか昭和で今から見ると面白い。
この物語は出演者が刑事以外は全部 悪者というところです。
主人公の女性は旦那が脳軟化症にかかり面倒をみながら働いておまけに旦那は嫉妬深い
その女性が旅館で働いてるところにきてたホテルの支配人にそそのかされ
火をつけて旦那を焼き殺した・・・
結局女性はホテルの支配人を通じて、政財界の黒幕の老人の世話をするにごうさん
になるのだが・・・・
けものみち、人の道を踏み外した女性と周りをとりまく悪者
とりあえずわるいやつらばかりでした・・・