10年ほど前にマサヒさんに紹介されて読んだ本
星と祭
満月の光が、琵琶湖の面に照り光っていた。
架山は、船の上で静かに眼を閉じた。
湖の北から東へかけて、何体かの十一面観音が湖を取り巻くように立ち並んでいた。
娘よ、今夜から君は本当の死者になれ、静かに眠れ・・・
愛する娘を湖の遭難で失った架山は、その悲しみをいやすべくヒマラヤで月を観、娘とともに死んだ青年の
父親二誘われて琵琶湖周辺の古寺を巡った そして彼の胸にようやく一つの思いが定まろうとしていた。
ここででてくる湖北の寺 観音の里・・
マサヒさんに連れて行ってもらったのが医王寺 住職のいないお堂で地元の会長さんが管理されています
事前に電話してお参りに行かないといけません・・
ここの十一面観音様は平安時代作の現在は重要文化財指定
ずっと観音様を見ていた・・観音様てこんなに優しい顔されていたのか・・
優しいというか可愛らしい女の子のような観音様にずっと見とれてしまったあの顔は焼き付いている・・
そして渡岸寺の十一面観音はただただ美しい 美しすぎる十一面観様ここは国宝
また湖北の観音巡りをしてみるか
晩秋の曇り空の時に観音様に この独特の季節と天気と観音様・・