My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

ガラパゴス 相場英雄を読む

2019-09-30 18:46:45 | 2019年本

すごいショッキングな小説

殺人の動機が今まで想像できなかった事件

・・・

警視庁捜査一課継続捜査官 田川信一 は三重県亀山市 岐阜県美濃加茂市 を訪れる・・・

そこで田川が目にしたのは 国際競争に取り残された島国で独自の進化を遂げる国内主要産業の実態だった

過酷な労働環境の中で非正規労働者の実態

非正規雇用は厳しいというのはわかっていたが、こうして小説にリアルにしてみたら自分の想像以上に

厳しい状況だというか人間扱いされないのが現状 部品として扱われる 企業と人材派遣会社の欺瞞。

この小説ででてくる大手人材派遣会社はパーソネル(?)パソナを想像するね・・

派遣の大企業はトクダモータース 不正検査で新車を販売 

大手はイヨタ

読んで事件ものだが・・派遣から正社員にしてやるというモチベーションで犯罪に手を染めさす

派遣になれば一生派遣だ ここからは抜けられないという叫び

読みながら思った・・・

日本の大金持ちの生活というのは我々には見ることができないし、ほとんど接点がない・・

そして貧困層の生活もなかなか表に出てこない、あえてマスコミもださないのかもしれないと最近思う

いずれにしても悪の元凶は労働者派遣法改正した竹中平蔵 小泉純一郎が悪の根源。

大臣をつとめた竹中はパソナの会長とな 超悪者竹中は日本を潰したといつてもいいだろう

こいつは許すことができない。

八重洲ブックセンターでのサイン本です。

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