久々に伊集院静の随筆を読んだ。
車窓にうつる記憶として第一部
四季を通じて車窓から見える風景から自らの旅に 生きることを考えるといってもそんなに哲学的でない
日常的な言葉で語る。
車窓から見える風景で一番よく見ていつも印象に残るのは新幹線で単身赴任で自宅から単身赴任先に帰るとき
に見える夜の風景で、なんとなしに民家のあかりが印象に残る、なんだろうか単身赴任なので家庭というのが
イメージと哀愁みたいなのがあったのかもしれない、なんということもない風景がぐっとくるものがある。
車窓の風景なら長野に帰るときに乗る特急しなの、篠ノ井線で姨捨のところを一気に大きくカーブーをきって
下っていく、時に夜景がすごくきれいでまるで飛行機で着陸前のような錯覚を覚える、あの車窓が好きだ・・
古い時代のささやかな記憶にのこる車窓は、祖母に連れて行ってもらった、京都の市電で四条どおりを乗った時に
市電のまどから祇園祭を見ていたことが記憶が残る、人がいっぱいなので市電から山鉾を見て回るというのを
夕方連れて行ってもらったのも古い記憶に残ってる。
それでも前に進む・・
震災からのまだたちあがれない日本、それでも前に進む 世の中は理不尽なことばかりでも前に進む
自分はポジテイブな人間でないどちらかというとネガテイブで神経質な性格なのです、どちらかというと上を向くより
下を向いて歩く方が似合ってる、下を向きながら理不尽さに怒りけど下を向いて歩いてきたような気がします。
これからも下を向いて足元見て歩くでしょうねでも前には進むでしょう・・