短編の6話の小説です。
表題作の月まで3キロはなかなかジーンとくるものがあった・・・
広告代理店で仕事できる男で独立するがリーマンショックで会社は傾き借金はかえせず
離婚し家族とも離れ・・・もう死のうかと名古屋をでて浜松へ・・
そこで死に場所をさがしていたがタクシーに乗ったがタクシーに連れて行ってもらった
場所は月から一番近い月から3キロの場所だった・・・・
食事会の別れ際「クリスマスまで持っていて」と渡された黒い傘、不意の出来事に
閉じた心がゆれる「星六花」。
真面目な主婦が、一眼レフをてにして山へ家出(日光白根山)
した理由とは「山を刻む」
ままならない人生を、月や雪が暖かく照らし出す・・・