KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

林道額北線~矢筈山へ

2009年04月18日 | 香川の里山
林道は砂防ダムの手前で崩れてしまって、

あっけく終わってしまいました。

一端土砂で埋まりかけのダムの中へ降りてはみるものの

どうしても道がわかりません。

仕方がないので、沢の上流に向かって登って行きました。

地形図には谷の右岸に道らしき線が続いています。

その内に鬱蒼とした杉林の急斜面が現れました。





思い切って左岸に渡り

掴むものもない斜面を、ずり落ちないように登って行きます。

登っては杉の木の根元で足を休め登って行くと

ふくらはぎからアキレス腱までが張ってきます。







ふと見上げると矢筈らしき頭が見えました。

地形図の点線とはずれて行くのですが、直感を信じて登ることにしました。






杉林が終わるとブッシュを掻き分けて、擦り傷を作りながらさらに登って行きます。

悪戦苦闘の数十分の末に、ひょいっと林道に飛び出しました。

荒れた林道も、さっきまでのブッシュに比べれば、超快適な道です。

舗装路に出て、しばらく歩くと矢筈山の登山口に到着しました。

取り敢えずは腰を降ろして腹ごしらえです。





今日はミニおにぎり弁当と味噌汁です。

燃料補給を終えて、最後の矢筈への道を登って行きました。

登山口からの階段を登りきると、細尾根の道となります。

露岩の上を歩くと、何となく山を登っている気分になります。






ここからは北も南も気持ちのいい景色を見ることが出来ます。











登山口から10分ほどで山頂に到着です。

三角点の横に腰を降ろして一服していると

やはりここにもキティーちゃんがいらっしゃいました