今日の予定は鋸山のカタクリだったが生憎の雨。
雨の日はカタクリはしょんぼりとうつむいたままだろうから、計画を変更して
ここのところ雨の日の定番コースとなっている、青海神社から白峰御陵までの
西行法師の道を歩いて来た。崇徳上皇が没した3年後に西行法師が
白峰御陵を詣でた時に辿ったとされる1.3kmの道が西行法師の道。
230mの高低差に約800段の石段が続く道は、傘をさしても歩けるので
手軽さから雨の日の軽めの運動コースとしてWOC登山部では重宝されている。
崇徳上皇が荼毘に付せられた際に紫色の煙が立ち上り、かたまりとなって谷底を
動かなかったと云われる場所に青海神社(煙ノ宮)があり、先ずは青海神社に参拝。
途中にある狛犬の足元にある鞠は冨・財産あるいは吉祥の象徴だという。
崇徳上皇、西行法師の二人は歌人としても有名で、西行法師の道には
二人の歌を刻んだ88基の歌碑と93基の石灯篭が並んでいる。
石段としては金刀比羅宮の本宮までの785段が有名だが、考えてみるとこの西行法師の道の
800段の石段はそれよりも多いことになる。初めて歩く山さんが延々と続く石段を
見上げてため息をついている。ただ今日は先を急ぐこともない、雑談をしながらゆっくりと登って行く。
長い石段を登ると白峰御陵。厚く敷き詰められた玉砂利を音をたてながら踏みしめ歩いて行く。
四国にある唯一の天皇陵として宮内庁が管理している白峰御陵だが、天皇や皇后、上皇などの
墓所である御陵は、一般に京都や奈良など当時の都の近くに造られているが、都から遠く離れた所 に
造られているのは、下関の安徳天皇陵と淡路島の淳仁天皇陵、そしてここ白峰陵だけだという。
御陵手前の最後の石段に差し掛かると、やはり厳かな雰囲気が漂ってくる。
崇徳天皇に現在のコロナの終息を祈願して麺法師さんをはじめ順番に参拝をする。
御陵の脇には日陰でひっそりと花を咲かせるシャガの花。桜の季節が終わり涼やかに青々と輝く青モミジ。
雨のせいもあってか白峰寺の境内に人影はなく、頼額門を潜り
崇徳上皇の祀られる頓証寺殿に参拝する。
拝殿の横には株立ちして数本の茎に分かれたイチョウの巨木。主幹は途中で折れているが
秋には黄葉となって目を楽しませてくれる事だろう。
少し戻って本殿への石段を登って行く。本堂も青モミジにの緑の海に埋もれている。
一旦白峰寺の駐車場に出て、いつものように根来寺への遍路道を少し歩く。
根来寺までの遍路道は国指定史跡にもなっていて、道標や丁石が今も多く残る雰囲気のある遍路道。
ただ根来寺までは4.6kmほどあるので、途中から県道180号線にに出て
アスファルト道をまた白峰寺へと戻って行く。
道の途中から山頂が削り取られた五夜嶽が見える。
途中にあるニューサンピア坂出(旧かんぽの宿)はやはりコロナの影響もあるのか休業していた。
白峰展望台からは雄山・雌山の向こうに、薄く瀬戸大橋が見える。
白峰寺の駐車場まで戻り、また西行法師の道の道を下って行く。
この石段は経年のせいか前に少し傾斜しているので、下りは特に危ない。
一歩一歩足元を見ながらゆっくりと下って行く。
青海神社まで戻ると丁度お昼時。今日はお弁当ではなく、山さんが時々立ち寄る
お店でランチにする。ログハウスのお店の名物はナポリタンとエビフライ。
皆さん大盛りを注文する中、いつもお昼はあまり食べない私は普通盛で。
6kmほどの道を3時間、気の置けないメンバーとおしゃべりしながらの
のんびりと歩いた雨の日の登山部?だった。
今日のトラック
雨の日はカタクリはしょんぼりとうつむいたままだろうから、計画を変更して
ここのところ雨の日の定番コースとなっている、青海神社から白峰御陵までの
西行法師の道を歩いて来た。崇徳上皇が没した3年後に西行法師が
白峰御陵を詣でた時に辿ったとされる1.3kmの道が西行法師の道。
230mの高低差に約800段の石段が続く道は、傘をさしても歩けるので
手軽さから雨の日の軽めの運動コースとしてWOC登山部では重宝されている。
崇徳上皇が荼毘に付せられた際に紫色の煙が立ち上り、かたまりとなって谷底を
動かなかったと云われる場所に青海神社(煙ノ宮)があり、先ずは青海神社に参拝。
途中にある狛犬の足元にある鞠は冨・財産あるいは吉祥の象徴だという。
崇徳上皇、西行法師の二人は歌人としても有名で、西行法師の道には
二人の歌を刻んだ88基の歌碑と93基の石灯篭が並んでいる。
石段としては金刀比羅宮の本宮までの785段が有名だが、考えてみるとこの西行法師の道の
800段の石段はそれよりも多いことになる。初めて歩く山さんが延々と続く石段を
見上げてため息をついている。ただ今日は先を急ぐこともない、雑談をしながらゆっくりと登って行く。
長い石段を登ると白峰御陵。厚く敷き詰められた玉砂利を音をたてながら踏みしめ歩いて行く。
四国にある唯一の天皇陵として宮内庁が管理している白峰御陵だが、天皇や皇后、上皇などの
墓所である御陵は、一般に京都や奈良など当時の都の近くに造られているが、都から遠く離れた所 に
造られているのは、下関の安徳天皇陵と淡路島の淳仁天皇陵、そしてここ白峰陵だけだという。
御陵手前の最後の石段に差し掛かると、やはり厳かな雰囲気が漂ってくる。
崇徳天皇に現在のコロナの終息を祈願して麺法師さんをはじめ順番に参拝をする。
御陵の脇には日陰でひっそりと花を咲かせるシャガの花。桜の季節が終わり涼やかに青々と輝く青モミジ。
雨のせいもあってか白峰寺の境内に人影はなく、頼額門を潜り
崇徳上皇の祀られる頓証寺殿に参拝する。
拝殿の横には株立ちして数本の茎に分かれたイチョウの巨木。主幹は途中で折れているが
秋には黄葉となって目を楽しませてくれる事だろう。
少し戻って本殿への石段を登って行く。本堂も青モミジにの緑の海に埋もれている。
一旦白峰寺の駐車場に出て、いつものように根来寺への遍路道を少し歩く。
根来寺までの遍路道は国指定史跡にもなっていて、道標や丁石が今も多く残る雰囲気のある遍路道。
ただ根来寺までは4.6kmほどあるので、途中から県道180号線にに出て
アスファルト道をまた白峰寺へと戻って行く。
道の途中から山頂が削り取られた五夜嶽が見える。
途中にあるニューサンピア坂出(旧かんぽの宿)はやはりコロナの影響もあるのか休業していた。
白峰展望台からは雄山・雌山の向こうに、薄く瀬戸大橋が見える。
白峰寺の駐車場まで戻り、また西行法師の道の道を下って行く。
この石段は経年のせいか前に少し傾斜しているので、下りは特に危ない。
一歩一歩足元を見ながらゆっくりと下って行く。
青海神社まで戻ると丁度お昼時。今日はお弁当ではなく、山さんが時々立ち寄る
お店でランチにする。ログハウスのお店の名物はナポリタンとエビフライ。
皆さん大盛りを注文する中、いつもお昼はあまり食べない私は普通盛で。
6kmほどの道を3時間、気の置けないメンバーとおしゃべりしながらの
のんびりと歩いた雨の日の登山部?だった。
今日のトラック
一日フライングでした。^^