KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

勝賀山①

2009年03月10日 | 香川の里山
このところ山で写している写真が同じ服ばかり着ているので

イオンのモンベルで山歩きの服を買うことに・・・・・。

その前にイオンからも見える勝賀山に寄り道してみることにしました。







何箇所か登山口はあるようですが、今回は鬼無コースから登ることにしました。

県道33号線から山の麓を目指して進んで、

適当なところで車を停めました。







まずはみかん畑の中のコンクリート道を歩いて行きます。

少しづつ高度を上げて行くと、東の展望が開けてきます。

石清尾山越しにサンポートと屋島が見えてきました。






このコースでは『勝賀山』ではなく『勝賀城跡登山道』と書かれた道標が

分岐点には必ず立てられているので、道に迷うことはありません。












道端には菜の花や梅の花が咲き、春が近づいているのを目で感じることができます。

みかん畑や徳島の山の中でよく見られる、このモノレールは

小さい頃からの憧れの乗り物です。

いつかは乗ってみたいとずっと思い続けています。

(三嶺の麓に行けばちょっと大き目のに乗れますが)







尾根に近づいてくると、こんだは南東の景色が綺麗に広がって見えました。





雲附山南峰③

2009年03月09日 | 香川の里山
三角点広場を後に、元来た道を戻ることにしました。

途中で東面からの道と、西に降りる別の道がありました。

尾根からの分岐点をそのまま降りずに、真っ直ぐ南に尾根を歩いて行くと

山火事跡の斜面に出ました。








この近くでは五瀬山も山火事でまだ植生が回復していませんが

この山の南斜面も背の低い木がやっと育ってきた感じです。







ただその低木のお陰で、南に向かって長尾方面の展望が開け

ちょっと腰を降ろしてその景色を見入っていました。














座っていると時折鳥の鳴く声に混じって、大工さんの金槌を叩く音が聞こえていました。






帰りは落ち葉で足元が埋まりそうになりながら、6体のお地蔵さんが待つ場所へと

下って行きました。




雲附山南峰②

2009年03月07日 | 香川の里山
今日、家に帰って車のドアを開けると

懐かしい匂いがしました。

『松』の匂いです。

暖かくなってきて、里山を歩いていると必ず漂ってくる匂いです。

この松の(松脂?)匂いを嗅ぐと、小さい頃山の中で遊んでいた記憶が蘇ります。

匂いの記憶というのも何時までも忘れられないものですね。









志度支線7番鉄塔から北西に少し歩くと三角点(四等三角点・山田)に辿りつきます。

山頂広場からは北から西にかけての展望が広がっていました。


■西に見える白山




雲附山の肩越しに五剣山も見えます。





雲附山から前山にかけてが、一番きれいに見えます。





三角点の直ぐ横の松の小枝に『雲附山南嶺』と書かれた木札が掛けられていました。

『たぶん、松本さんがかけたのかな?』と思ったら、何だかにっこりとしてしまいました。






三角点広場で一服した後、もと来た道を戻ることにしました。







つづく

雲附山南峰

2009年03月06日 | 香川の里山
先週は半日だけの代休になりました。

それでも家でじっとしているのが、もったいなくて

近くにある里山を初めて覗いて見ることにしました。

僕がいつも参考にさせて貰っている『エムテック松本さんの讃岐の里山』には

エムテック松本さんのホームページ

その無名峰は『雲附山南嶺』と名づけられていました。





松本さんのレポートのお陰で、登山口はすぐに見つけることができ

6体の並んだお地蔵さんが出迎えてくれました。







登山道ははっきりとした道で、途中から電力の保線道を歩きます。






急な箇所には、保線道でよく見かける、プラスチック製の階段が設けられていました。

(この階段は段板部分と杭の部分がセットになっていて、設置するには軽くて

便利そうなのでgoodです)











ほどなく鉄塔の足元の広場に出ます。

そこからしばらく登って行くと尾根にでました。

尾根は南北に続いていて、北に向かって歩いて行きました。







二つ目の鉄塔広場からは志度町がとてもよく見えました。

麓にはまだまだたくさん区画の残るオレンジタウンが見えます。











つづく

買い物・・・ついでに

2009年03月05日 | 雑記
ここの所写真に写っている服装がほとんど同じなので

久しぶりにモンベルにでも行って買い物を・・・・と考えていました。

ただ朝起きると、あまりにも天気がいいので、イオンに出かける前にちょっと寄り道。







里山の道は急に春めいた感じがしました。

暗めの色だった山にも、明るい花の色が目立つようになりました。







山頂での休憩を含めて1時間30分ほどの散歩でしたが、とても気持ちのいい汗をかけました。




屋島南嶺を這い上がれ!⑤

2009年03月04日 | 香川の里山
コーヒーと菓子パンで一服した後、『冠ケ嶽』を後にしました。

さすがに元来たルートを降りていく勇気はなく、

ケーブルの駅に向かって歩いて行きました。







途中で南側が開けた場所があって、どうやら下に降りれそうなので

下って行くことにしました。












予想通り踏み跡がはっきりとしていて、辿っていくと

露岩の下へ続く道でした。



国道辺りからいつも見える岩は一枚岩の様に見えますが、

間近で見ると何十・何百も重なって複雑な岩肌をしていました。






その奇妙な岩の造形を眺めながら、這い上がりのスタート地点まで戻ると

あとは転げるようにして、屋島神社まで下って行きました。

今まで歩いたのんびりとした屋島とは、ちょっと違った顔を見ることが出来た『這い上がり』でした。






屋島南嶺を這い上がれ!④

2009年03月03日 | 香川の里山
ベンチに腰掛、ポットからお湯を注いでコーヒーをいれました。

マグカップからは少しですが、コーヒーの香りが漂ってきました。

一口サイズのパンを頬張り、一息つきました。





遮るもののない南端は、最高の見晴らしです。

先ほどまで歩いていた五剣山の稜線もくっきりと見ることが出来ます。

壇ノ浦や王墓といった歴史的な文化財が点在する牟礼町を一望できます。






少し視線を西に向けると、高松平野の向こうにクレーター5座が可愛く並んでいます。













遮るもののないこの冠ケ嶽からの展望は最高でした。

コーヒーを飲みながら、少し肌寒い風邪に当たりながら

箱庭のような町を見下ろしていると

忙しい街での生活や嫌な出来事も、そんな街を眺めながらも忘れさせてくれます。







その心地よい時間が忘れられなくて、山に登っているように思います。








屋島南嶺を這い上がれ!③

2009年03月01日 | 香川の里山
いよいよ這い上がりのスタ-トです。

岩と岩の間に出来たガリーの上に表層土が堆積して出来た

『岩の弱点』を登って行きます。










少し登るとロープが張られていて、掴み所のないこの間は

ロープを頼りに登って行きます。

そのロープを登りきると、今度は折り返して露岩の上を『カニの横バイ』です。





一応ロープが張られているものの、随分と弛みがあるので

岩にしっかりと手をかけて、足の運びの順序を間違えないように進んで行きます。






このポイントが今回のコースの中で、最も緊張する場所でした。

手や足の運びが判らず、しばらく立ち止まってしまいました。







岩だけの高さにすれば10~15m程ですが、それでも素人にとっては結構な高さです。

やっとの思いで『カニの横バイ』を通過して、『縦バイ』を登りきると

一安心です。少し歩けば南嶺の石積みの直ぐ脇にひょいっと飛び出ました。







さっそく汗と冷や汗を掻いた後の一服です。

新しく出来ていたベンチに腰掛、コーヒーブレークです。










つづく