だいこんの収穫を1週間くらい前から始めました。
今年は、だいこんは3回に播いていますが、これは最も早い8月13日に播いたものです。天候不順で例年よりやや不揃いな感じはしますが、概ね順調です。
品種はすべてタキイ種苗の「耐病総太り」。30年を遙かに越えて作り続けています。この品種を作り始めてからは、秋冬のだいこんは、これ以外作ったことがないのです。ですから、正直もっといい品種があるのかも分かっていません。
「だいこんといえば青首だいこん」のブームをつくり、青首だいこんといえば「耐病総太り」と一世を風靡したのをよく覚えています。
耐病といいながら萎黄病などには耐病性がないため、大きな産地ではかなり前から作れなくなっていると聞きます。
とにかくきめが細かく甘みが強くて太りが良い。また、どんなに大きくなってもスが入らないのが最大の長所。引き抜くのも簡単。ですから、何も考えずにこの品種を作ってしまいます。
ちょうど手頃の大きさにまで育ってきました。
少し曲がりはありますが、肌はきれいです。