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山に水引草が咲いています。
日陰のせいもあると思いますが、先月から咲いていますから実に長い。さすがにまもなく終わりでしょうか。
この水引草で思い出されるのが、父方の一番上の伯母のことです。明治43年生まれで今年が17回忌でした。
その伯母が生前、訪ねるたびに、「水引草はいいな。実家の裏山にあった水引草は本当に良かった。」と、しきりに言っていました。私は、山に沢山生えているのに、何がそんなにいいのかなと思って聞いていましたが、嫁いでずっと都会に住んでいた伯母は、水引草に郷愁を感じていたのでしょうか。
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しかし、今更ながら、よく見ると、細い茎にごく小さい花を沢山着け、すっと伸びている姿は、けなげでもあり、凜としているようにも見えます。
伯母にとって何かしら感じるものがあったのでしょう。
長らく実家にも帰ることがなかった伯母は、水引草が単なる野草ではない、様々なことに想いをはせる特別なものだったのでしょう
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見にくいので取ってきて写してみました。
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