今、冬キャベツは綺麗な紫色になっています。
これは紫キャベツではありません。普通の冬キャベツです。
この辺りでは冬キャベツは通称「寒玉」。
この冬キャベツの品種名がトーホク種苗の「寒玉キャベツ」なので頗る分りやすい。
この冬キャベツの品種名がトーホク種苗の「寒玉キャベツ」なので頗る分りやすい。
冬キャベツは、低温下では次第にアントシアンの色素が出て紫がかってきます。
中でもこの品種は強く出るようです。
冬キャベツは過去にいくつかの品種を作ってきましたが、ここ数年はこの品種。
冬キャベツは過去にいくつかの品種を作ってきましたが、ここ数年はこの品種。
生育が旺盛で揃いが良い。ただ、少々外葉が大きくなりすぎるきらいはあります。
と言うのも、秋キャベツを穫り続けていたからです。
これが、その秋キャベツ「あまいキャベツあまみさき」。未だ若干残っています。
これが、その秋キャベツ「あまいキャベツあまみさき」。未だ若干残っています。
厳冬下、凍害を受けているようにも見えますが、未だ美味しく食べられるのです。
この株を穫ってみました。
皮2枚ほど剥くと、問題ありません。
こちらが、ようやく手を付けたばかりの寒玉キャベツ。
出来は良く豊作です。大玉が多い。
厳冬下、甘味が強く味が乗っているでしょう。
厳冬下、甘味が強く味が乗っているでしょう。
一番手前の株を穫ってみました。
葉が紫に変色するのは直接冷気に晒される部分だけです。
収穫する時はこのくらいの外葉を付けて穫ります。
紫の葉は付けたままで問題ないのですが、今回は2枚剥いてみました。
二つを並べてみます。右が「寒玉キャベツ」、左が「あまいキャベツあまみさき 」。
ともに大玉。2.5キロあります。
寒玉キャベツは耐寒性が強くできているので葉は硬くなります。軟らかいサラダ好みの方には向きません。
一方、甘味が強く煮崩れしないので炒め物や煮物には最適。
小生はこの濃厚な旨味ある寒玉キャベツが好みです。
こちらは春キャベツ。
一方、甘味が強く煮崩れしないので炒め物や煮物には最適。
小生はこの濃厚な旨味ある寒玉キャベツが好みです。
こちらは春キャベツ。
品種は昔ながらの「金系201」。
こちらも生育は順調、揃いも良好です。
大株で越冬するとトウ立ちの危険がありますが、ちょうどいい加減。
当地方のような寒冷地では、2、3月にピタリと結球させようというのは少々無理。
半結球のままトウ立ちしてしまうことが多い。
我が家のキャベツの出来が良いくらいなので、全国的に豊作なのでしょう。
キャベツの市況は秋から長期間低迷。この状況が当分続きそうです。
キャベツの市況は秋から長期間低迷。この状況が当分続きそうです。