畑に置いたまま冬囲いしたハクサイを、全て取り込みました。
品種はトーホク種苗の中晩生種「郷秋85日」。
ハクサイは12月に2通りの方法で冬囲いしています。
半数は室内に取り込み、半数は外葉を縛り畑に置いたままにしました。
品種はトーホク種苗の中晩生種「郷秋85日」。
ハクサイは12月に2通りの方法で冬囲いしています。
半数は室内に取り込み、半数は外葉を縛り畑に置いたままにしました。

これまで主に中に囲ったハクサイを消費してきたので、畑のは数個穫ったのみです。
畑に置いたままにすると、次第に結球中で花芽が生長し、割れてきます。
今年はここに至っても気温が甚だ低く、そんなことはないと思いますが、このまま放置はできません。
畑に置いたままにすると、次第に結球中で花芽が生長し、割れてきます。
今年はここに至っても気温が甚だ低く、そんなことはないと思いますが、このまま放置はできません。

偶然にも昨年と同日の取り込みとなりました。
昨年は今頃好天で、僅かに頭の割れ始めたものがありました。
これは多少頭が尖っているような気もしますが。
昨年は今頃好天で、僅かに頭の割れ始めたものがありました。
これは多少頭が尖っているような気もしますが。

今回も、助っ人の応援がありました。
全て畑で枯れた外葉を外してから、作業場の下屋に運び込みました。
全て畑で枯れた外葉を外してから、作業場の下屋に運び込みました。

外葉は枚数が多くしっかりと縛っているので、大半問題はありませんでした。
しかし、凍害を受けた株も若干あり、外葉だけでなく内葉を少し剥いだものがあります。
しかし、凍害を受けた株も若干あり、外葉だけでなく内葉を少し剥いだものがあります。
割れ始めたものは全くありませんでした。

今年の天候では割れよりも凍害が問題だったようです。
殆どの株が大きな外葉を十分確保できたので、凍害は最小限で済みました。
殆どの株が大きな外葉を十分確保できたので、凍害は最小限で済みました。

4キロ級の大玉。

試しに一つを割ってみます。

ぎっしりと詰まっています。

黄芯系特有の表面から数枚で柔らかそうな黄葉です。
ぱっと見、肉眼では花芽が確認できませんでした。
間違いなく花芽はできているはずですが、酷寒で生長が遅れているようです。
株裏の芯に包丁の先を差し込み十字を入れ、トウが伸びないおまじない。
ぱっと見、肉眼では花芽が確認できませんでした。
間違いなく花芽はできているはずですが、酷寒で生長が遅れているようです。
株裏の芯に包丁の先を差し込み十字を入れ、トウが伸びないおまじない。

すぐ消費する数個以外は、新聞紙に包んで作業場の中に囲い直します。
こちらはすでに中に取り込んで囲っているハクサイ。

大玉が残っています。

包んだ新聞が濡れてきたので、包みを解き外葉を整理。

鮮度は殆ど変わりません。

包み直します。

新聞紙に包んだハクサイは逆さまにして保存します。

これも逆さまにすることでトウが生長しにくくなると言われます。
右6個は前から取り込んで囲っているハクサイ。
段ボール、新聞紙で覆いをし、終了です。
右6個は前から取り込んで囲っているハクサイ。
段ボール、新聞紙で覆いをし、終了です。

助っ人は4月一杯かかって消費すると言っていますが、どうでしょう。