里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

タラノキの管理と篠竹採り

2022年02月20日 | 野山

タラノキの管理と同時に篠竹(しのだけ)採りをしました。二日に跨がる作業となりました。
春になるとタラノキから吹き出す新芽がタラの芽です。
タラの芽は代表的な春の山菜で、山菜の王様とも言われます。
もともと何株か自生していたタラノキを、毎年手入れをして、自然に増殖させました。
今では、ここに数十本のタラノキが群生化しています。


周囲には篠竹も群生しています。


篠竹は繁殖力が強いので、タラノキと篠竹が混在している状態になってしまいます。


放置するとタラノキが駆逐されてしまうため、篠竹刈りが大事な作業です。
一方で篠竹も有効な資源。色々と活用できます。
当面の利用として欠かせないのがサヤエンドウの支柱用。
篠竹採りが、同時にタラノキの管理にもなっているのです。
タラノキの周囲1メートルくらいまで刈払い機で根元から切り倒します。


タラノキと混在している篠竹は細くて短いため殆ど使い物にはなりません。


使える篠竹は太くて長いものだけ。主にタラノキの周囲にある篠竹です。
刈払い機ではタラノキ近くまでは刈れないので、タラノキのごく近くのものは手刈りします。


刈り払った篠竹を整理したので、大分すっきりしました。


これで、春になれば良いタラの芽が出てくれるでしょう。


太くて長い篠竹だけを選び、纏めました。


これだけでは少ないので別の場所からも篠竹を採ります。


この辺りが採りやす所。


刈払い機で刈り倒します。

良いものだけを選び出します。


篠竹は葉を少し整理し、支柱にしやすいよう先を尖らせます。


このくらいの篠竹なら申し分ありません。
ストックされている篠竹もあるので、十分な量が確保されました。