里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

水墨画「猊鼻渓」

2025年03月09日 | 水墨画:風景他
画仙紙 半切1/3
 

猊鼻(げいび)渓は岩手県南の一関市にある渓谷。合併して一関市になりましたが以前は東山町でした。
訪れたのは一昨年の紅葉時。
我が家からは東北自動車道を利用すれば日帰りの楽勝コースながら訪れたのは2度目か3度目で記憶は曖昧。
船下りは初めてでしたが、船に乗らなければ良さを味わえないと分かりました。
乗船場近くに堰堤が作られており、通常は流れが非常に穏やかです。
約2kmの短いコースを船頭の人力だけでゆっくりと往復します。船下りというよりは遊覧です。
しかし、これが非常に良い。高さ100mの絶壁に奇岩、洞窟そして広葉樹と松の組み合わせが絶妙。
船下りは最上川や保津川など有名な船下りを経験していますが、絵になる風景という点ではこちらが上位かも。
何より乗下船が同じ場所ですから気楽に楽しめます。出来れば霧立込める時期に再訪したいもの。
なお、一関市内には厳美(げんび)渓もあります。名前が似ているのでよく確認することが肝要です。

ここまで、昇仙峡、祖谷渓、高千穂峡、猊鼻渓と著名な峡谷、渓谷を描いてみました。
それぞれ峡、渓と名称が微妙に異なります。AIに違いを聞いてみたところ回答は以下の通りでしたが、どんなものでしょう。
「峡谷と渓谷、似たような言葉ですが、それぞれ特徴があります。
峡谷は、両側が急斜面で狭く切り立った谷を指します。主に急激な川の流れや氷河の侵食によって形成されることが多く、ドラマチックな地形が特徴です。アメリカのグランドキャニオンがその代表例です。
一方、渓谷は、一般的に川が流れるゆるやかな谷を指します。両側に緩やかな斜面が広がり、自然の風景が穏やかな印象を与えます。多くの観光地やハイキングコースで見られる風光明媚な場所です。」



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