里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬囲いしたハクサイは未だ健在

2021年03月29日 | 畑:葉菜類

冬囲いしたハクサイは未だ健在です。
ハクサイの冬囲いの方法は2通り。半数は年内に中に取り込み、半数は畑に置いたままにして囲いました。品種はトーホク種苗の中晩生種「郷秋80日」。
畑に置いたまま冬囲いしたハクサイは、1ヵ月ほど前に全て中に取り込みました。
昨年は3月まで畑に置いたままにしたため玉が割れるものが出たので、今年は2月中に中に取り込み保存することにしたものです。(その時の様子
外葉を少し残して新聞紙で包み、逆さまにして寄せ、紙袋で覆っています。


年内に中に取り込んだハクサイは全て消費されました。
現在残っているのは後で中に取り込んだハクサイ。
残り僅かとなりました。


新聞紙を開いてみます。
囲ったハクサイも、結球の中では僅かながら生長します。
外観上は割れたりトウが飛び出している様子は見られません。


逆さまにして保存したり株裏の芯に包丁で十字の切り込みを入れるのは、トウが生長するのを抑えるためですが、多少の効果はあるでしょうか。
外葉を数枚剥いてみます。十分瑞々しい状態です。


ずっしりとした重量感です。一つを切って結球の中を確認してみます。


半分に切ってみました。
黄芯系ハクサイらしい柔らかそうなきっちり詰まった結球です。


花芽は殆ど生長していません。
よく見ると花芽らしきものが確認できますが、トウは伸び出していません。


畑に置いたままではこうはいきません。花芽が生長しトウが伸び出して玉は割れます。最後にはトウが外に飛び出し花が咲いてしまいます。
囲えば当然水分は少し減少しますが、外葉を数枚剥げば瑞々しく、美味しく食べられます。今年のハクサイは余すことなく最後まで食されるようです。


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