里山悠々録

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ブロッコリー再びこだわりの土寄せ

2024年09月29日 | 畑:花菜類

今年、ブロッコリーは結局3回の植付けとなりました。
本来は2回だったのですが、1回目のブロッコリーの苗が不調のため追加で播き直したからです。
品種は全て「緑嶺」。
その追加で植付けた2回目のブロッコリーに追肥と土寄せをしました。
植付けて1ヵ月ほど。まずまずの生育と言ったところ。


畑は依然過湿状態、しかも株が大きくなり畝間が狭く機械は使えません。
手作業で1回目のブロッコリーと同じように再び拘りの土寄せをします。
1回目のブロッコリーと同様にすでにわき芽が沢山出ています。
気温が高く水分も十分補給されたからと思われます。


1回目のブロッコリーにはハイマダラノメイガ(シンクイムシ)が原因と思われる芯止まりが若干出ていますが、これには出ていません。
まず畝の両肩に速効性の肥料をバラ撒きます。


土の水分は過剰ながらも大分落ち着いてきました。
本来なら管理機の逆転ローターで土をはね上げたいところです。
それでも、鍬での土寄せ作業に大きな支障はありませんでした。


大きな花蕾を穫るためには大きな株に育てる必要があります。
小さな株では大きな花蕾が穫れません。甚だしいとボトニング(早期出蕾)でごく小さな花蕾となります。
小生は頂花蕾だけでなく側花蕾も頂花蕾並の大きな花蕾を目指しています。
そのための大事な作業として土寄せに少々拘っているのです。
このようにすでに強いわき芽(側枝)が出ていれば期待が高まります。
このわき芽の付け根が埋まるほどにガッチリと土寄せします。


こうすることでわき芽の根元から不定根の発生を促します。


わき芽が太い茎に生長すれば大きな葉が沢山付き主枝のような姿になります。
結果として頂花蕾並の側花蕾になる可能性が高まります。
土寄せが完了しました。




想定したような株に育ってきました。
わき芽(側枝)も順調に生長しています。


本来ならこの2畝は同じようになっているはずでした。


これは3回目のブロッコリー。


こちらは2畝ともまずまずの生育です。
後に追肥土寄せすることになります。
最終的にはこんな配置になりました。


作業はやや煩雑ですが、収穫が適当にずれてくれることを期待です。



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