先日、菜の花について書いたとおりナバナ類の一つで茎立ち菜を作っています。トウ立ち菜と言ったりもします。これから冬越しして春先にトウが立ってきたものを収穫します。
もともと春先になってアブラナ科野菜の花茎が伸び蕾や花咲き始めのものを収穫するのが本来のナバナとすると、これが一番それに近いのかもしれません。
2種作っています。一つは「仙台雪菜」。これは当地方の伝統的な雪菜で、普通に葉も美味しく食べられますが、トウも美味しいので私はナバナとして作っています。
もう一つは「かき菜」。在来アブラナの一種で関東でこの言い方をするようです。当地方のつぼみ菜や三重ナバナなどもみな同じ仲間と思われ姿が似ています。トウが立っても花芽がなかなか見えません。花が咲くようになるころには硬くて食べられなくなるので、花ではなくトウの新葉を食べます。こちらの方が丈夫で栽培も容易です。
春先は収穫できる野菜が少ないので、茎立ち菜は貴重な野菜になっています。収穫時期はだいたい同じですが、雪菜の方が少し早くから収穫できます。
10月6日に種を播きました。普通の人より少し早いかもしれません。ですから今の時期でもかなり大きくなっています。雪菜は今そのまま食べてもいいくらいです。
大きくなると寒さには弱くなりますが、冬越しの株が大きいほどいっぱい収穫できます。少々枯れ葉は出ますが、問題ありません。
まず、虫除け用に株元にオルトラン粒剤を施します。
仙台雪菜
かき菜
次に、追肥は今年は生長が早いので緩効性の肥料を少なめにしました。わかりにくいですが褐色と白色の粒がみえます。
仙台雪菜
かき菜
最後に、十分に土寄せして終了です。
仙台雪菜
かき菜
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