里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ブロッコリーはわき芽の付け根が埋まるほどに土寄せ

2024年09月13日 | 畑:花菜類

1回目に植えたブロッコリーに追肥と土寄せをしました。
秋キャベツや早生ハクサイに続いて行ったもの。
小生はブロッコリーの土寄せには少々の拘りを持っています。
品種は「緑嶺」。
植付けて1ヵ月余り過ぎたところです。


今年の苗は大不調で予定の半分しか植えられませんでした。
それでも植付け後にしばしば降雨があり、気温も高くそれなりに生長しました。


土寄せの時期が遅くなってしまい、機械を使うのは難しくなりました。
今年はわき芽の出方が非常に早くしかも多い。いずれの株も数本が大きくなっています。


昨年も同様でした。やはり気温が高いことが大きいかもしれません。


但し、ハイマダラノメイガ(シンクイムシ)の被害が少しあるようです。


しかし、芯止まりになってもわき芽が生長すればそれなりの花蕾は穫れます。
まず畝の両肩に速効性の肥料をバラ撒きます。


例年なら土寄せには管理機を用いるのですが、さすがに葉が大きくなりすぎました。
思いのほか土は硬くなっておらず鍬でもそれほど苦労しませんでした。


ブロッコリーは大きな花蕾を穫るためには大きな株を作るのが基本。
そのためには土寄せ作業が非常に大事な作業と考えています。
頂花蕾はもちろんですが、側花蕾も頂花蕾並の大きな花蕾を穫ることを目標にしています。
そのための作業として土寄せに少々拘っています。
本来なら管理機の逆転ローターで土をはね上げるところです。
今回はクワのみで株元までしっかりと土寄せします。


わき芽(側枝)の付け根が埋まるほどにガッチリと土寄せするのが小生流です。
そして、このわき芽の根元から不定根の発生を促します。
より太い茎に生長させれば大きな葉が沢山着いた側枝に生長します。


経験上、側花蕾の大きさも側枝の大きさにほぼ比例します。
このわき芽(側枝)の出方ならかなり期待できそう。苗の大不調をカバーできるかもしれません。
これは1回目の苗が不調だったため追加で播き植付けたブロッコリー。


大分差が付いてしまいました。
過日、本来なら2回目となるブロッコリーを植付けたので、結局、追加の分もカウントすると今年は3回の植え付けとなりました。



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