ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2019年1月29日(火)、居酒屋ぼったくり ☀️

2019年01月30日 02時34分26秒 | 本と雑誌


「バアちゃん この本とても面白いよ」と秋川滝美の「居酒屋 ぼったくり」を孫娘に借りて、やっと読み上げる。

交通事故で突然両親を亡くして、娘二人が「居酒屋ぼったくり」を引き継ぎ、お馴染みの客に支えられて、父親の教えを守り、酒に合うお料理が出てくるのが堪らない。

「ぼったくり」の名前とのギャップが面白く、思いきって入ってしまうと病み付きになってしまう居酒屋である。

ある日、もう店を閉めようと
思ったときに、フラりと入ってきた仕事に疲れた客に、熱燗の「吉乃川の厳選辛口」と鶏肉の煮こごりを出すと「おいしい」と一言返ってくる。

もう少しお腹の足しになるものと言われて、鳥のむね肉の唐揚げに刻み梅を混ぜたおろし大根に、刻んだ大葉を乗せたものを出して、好きなだけ醤油をかけて食べてもらう。

「ア~ア 生きていてよかった」といわれた。最後に胃に持たれないように、出しの効いた茸雑炊を出すと、「生き返ったあ」と勘定を払うと、「こんなに安くていいのか」「初回はおまけ、今度来たときはぼったくります」と言われるが、「また来るよ」と残して、寒い夜を中を帰っていった。

お客に合わせたうまい酒とうまいをものを出してくれる居酒屋があれば、行きたい位である。

物語り毎にお酒の紹介と
レシピが書いてあるので、家でも作ってみたいものです

お酒好きなバアちゃんが喜んで読むならわかるが、こんな小説を中学生が読むんだから、何だかおかしくなってしまったが、お料理好きな孫娘なら、読みたくなるのも頷ける。

また、続きがあれば、読みたくなってしまった。

今日の万歩計は、1,757歩でした。(寒くって散歩の出鼻を崩されてしまって、家で引きこもり)
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