今日は十五夜だったが、朝から曇り空で晴れてくれるのを祈りながら、満月が見えるのを楽しみにしていたが、夕方から雨が降ってきて、十五夜は見ることができなかったのは残念であった。
でも、10月18日の十三夜を楽しみにしようかな。
あさのあつこさんの弥勒シリーズの9作目の「鬼を待つ」を読む。
女性の時代小説とは違って、男性二人が主役である。
ニヒルな感じで何を考えているのか分からない同心木暮信次郎が巷で起こる事件を独特な感覚で事件を解決して行く。
深い闇を抱える商人遠野屋清之介は刀を捨てて、武士から商人に変わるキッカケを作ってくれた妻りんが殺され、残された家族に支えられながら、小間物屋を独特なやり方で大きくして行く。
大工が五寸釘で殺されて、大店の八代屋太右衛門が同じように五寸釘で殺されていた。
遠野屋清之介は八代屋に娘の婿にと乞われたが、直ぐに断ったことが信次郎の耳に入り、二人で事件の真相に深く拘わって行き、意外な犯人に突き当たる。
ついつい面白くなって読みかけると、なかなか止まらない。
次に予約があるというので、図書館に返却に行く。
あさのあつこさんの時代小説のファンがいるのは嬉しいことです。
今日の万歩計は、5,651歩でした。