室温は、8.1度(6時半)。

可南子が日米首脳会談で来日していたアメリカ大統領のお相手をするために、夜に迎賓館に呼ばれ、早朝の4時に大統領がいないので、迎賓館の中を歩いていると、日米首脳と通訳等5人が廊下を歩いてくるのを見つけて、写真を撮る。
日に日に気温も高くなって、暖かくなってきた。
雨が降るようなお天気だったが、少しづつ日が射してきて、暖かくなってきた。
老人福祉センターでバスを待っていると、春を待ちわびていたように、ヒヤシンスの芽が出ていた。

コロナの療養中は、図書館にも行けないので、夫の蔵書の松本清張の「聖獣配列上下」を読む。
可南子が日米首脳会談で来日していたアメリカ大統領のお相手をするために、夜に迎賓館に呼ばれ、早朝の4時に大統領がいないので、迎賓館の中を歩いていると、日米首脳と通訳等5人が廊下を歩いてくるのを見つけて、写真を撮る。
これが事件の発端となり、物語が転換していく。
さすがに松本清張の作品だけに、国際色豊かな転換となって、可南子が証拠写真をネタに大統領通訳にお金を出させ、スイス銀行に秘密の番号口座に預ける。
ホテルオーナーであり、銀行のオーナーの手引きで、会社を設立するが、名義だけで実際に商売はオーナーが取り仕切る。
秘書や通訳が奇怪な死に方をするなかで、次々に事実が明らかになり、お金を引き出そうと、銀行にやって来たが、途中で気を失い、番号が思い出せなくなった。
失意の中、旅に出るが一度の入り込んだなら抜けなられない森の中に入り込んでしまった。
さすがに松本清張だけにスケールの違うサスペンスを読んだ感じである。
これからも夫の蔵書を珠には読んでみたいものである。
今日の万歩計は、9,532歩でした。