室温は、29.3度(6:00)。
今日も暑さを感じさせる気温にウンザリ。
台風13号が近づいている成果、生温かい風が吹いている。
午後から「原発に待ったをかける上関の人たち」と題して講演会がありました。
瀬戸内海の小さな島の山口県上関町に原発建設計画が浮上してから、豊かな自然守ろうと地元の人達の粘り強い反対運動に、夫の転勤で訪れ、その運動に参加した経験を報告。
上関町の反対側にある祝島でも42年間原発建設を幅密ている。
里山と海がつながる生物多様性の「奇跡の海」を守るために島ぐるみで反対運動が続いている。
海と山があったから生きてこれた。先祖から受け継いた海と山を私らの代で勝手にお金に変えることは出来ん。
この言葉が長い間の闘いを支えていた。
そんな中、2011年3月11日に福島第一原発事故が起こり、「これで上関原発事故は終わる」と思ったが。
名古屋に帰ってから、運転開始から40年を超える老朽原発の「運転期間延長認可」等の取り消しを求める裁判「老朽原発40年廃炉訴訟」を行う。
裁判を行う中で、関西電力の試験と手抜きだったことや規制委員会は提出された申請書を書類審査するのみだったことが明らかになる。
これからも9月23日「老朽原発を動かすな!高浜全国集会」に是非参加くださいと訴えていました。
まだまだ若い講師がこれからも原発問題に取り組んでくれていることに感動しました。
泰山木の木の下で
なのはな演劇「泰山木の木の下で」を観に行くために友人に頼んで、愛西市文化会館に送ってもらう。
劇団民藝公演の「泰山木の木の下で」は、小さな汽船が行き来する瀬戸内海の小さな島で、白い大きな花をつける泰山木。
その下で質素に暮らすハナ婆さん(日色ともゑ)は、貧しいながらも9人の子どもを産み、戦争中に3人は戦死、6人は広島の原爆で亡くし、戦争で殺されるために産んだようなものだと悲しい体験を持つハナ。
戦後、人助けのつもりで、頼まれると密かに子どもをおろしていた。
ある日、堕胎の罪でハナ婆さんを逮捕しに来た刑事は、署に連れて行く中で、ハナ婆さんの話を聞く刑事も誰も言えない苦悩を抱えていた。
原爆によって、何十年経っても消えない被爆者の苦悩を表現した演劇でした。
今回で、なのはな演劇鑑賞会が終了すると聞いて、とても残念でした。
年2回地元で気軽に演劇鑑賞出来ると楽しみにしていただけに残念。
昨年5月「罠」10月「愛の讃歌ピアフ」今年5月「その場しのぎの男たち」今回の「泰山木の木の下で」の4作でした。
それぞれの作品は重いテーマを掲げて表現をする舞台で、若い人たちには、難しかったかもしれません。
今日の万歩計は、3,543歩でした。