しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

エッセイストくちかずこ最終日

2008年11月26日 09時01分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

    回想


小さい頃、アイスキャンディーは五円だった。
私のお気に入りは十円で四色入っていた。
駄菓子やの、イチゴミルクキャンディーは一個一円。
私は、五円くじが大好きだった。

近くの竹屋の竹は、国道を馬が牽いていった。
私は、五合瓶を持って、裏の家に山羊の乳を貰いに行っていた。
近所の一見普通の家が、豆腐やだったり、卵やだったりした。
母は、「吉岡鍋」で丸いカステラを焼いてくれた。
偏食だった私は、「のりたま」でご飯を食べ、エイトマンのシールを集めた。
私の夢は、洗面器位でっかいプリンを食べることだった。


祖母は箱枕で寝て、髪はいつも結ってあった。
祖父は当然、褌!

看護婦になっても注射器はガラスで、針は研ぎに出していたと言うと、

職場の若いスタッフ達は、目を??にする。
ちなみに私は、学費、食費等、全て国費で養成された最後の学年である。

知らない間に古い奴になっている。
こんなに早く時代は変わるものなのか。


「山口百恵ちゃんと同じ歳でーす!」といつも自慢していたのだが。
今、生きている人を半分に分けたら、やっぱり私は・・・。
わあ、大変だあ!
休憩、終わり!


あれから7年、もっと時代は高速に変遷し、

くちかずこは目をくるくる回し、あーもこーもし、時に息も絶え絶えとなりつつも

、めでたく?50歳を迎え、今日に至った訳です。
エッセイは一回飛ばしましたが、こんな感じで終了しました。

くちかずこを凄いと褒めてくれる人もいますが、要するに、中途半端な奴なんです。
一言でまとめると、「器用貧乏」

ああ、やっと、普通の日記に戻れる!
ご精読どうもでした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする