熱中症警戒アラームが発せられていた昨日だが、朝から薄曇りでさほどとは思えなかった。
ので、「少々標高が高ければさらに涼しいだろうな」と思い、クライマーで漕ぎ出した。
Map 2
酷道246を県道76で迂回していると、ちとカワイい感じの谷峨(やが)駅が見えたので寄り道。
そしたら駅の敷地内にこんな福がいたよ。
← クリックで拡大 ほっこりするよ
清水橋交差点で R246 を横切り県道76号で登っていくと、河内川では水遊びの人たちが。
涼しそうで、いいなぁ
ユルユルとした坂から、最後の 1km だけクイッと登って丹沢湖に到着。
湖の東端から10km弱歩けばユーシン渓谷という青い世界にたどり着けるらしいが、今はダメみたい。
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6.1km 地点の斜面崩落とのことだが、通行止め期間が「当面の間」とは、ねぇ
前回は通れなかった玄倉川橋が通れるようになっていたので、今回はこちらへ。
橋を渡ると、湖の北側を西へ向かう一方通行路になる。
この部分は気持ちよく走れるんで、好きなコースだ。
湖を一周して更に北上しようとも思ったが、大仏大橋からの道はゲートが閉まっていた。
ので、帰ることに。
帰路は県道76号から727号に逸れてみた。
こちらは前回、第二東名工事のトラックが連続して走り不快だったルートだが、連休中のせいかトラック行列はなし。
このルートは酒匂川沿いに低い位置を走っているので、川が身近に感じられる。
東名の橋梁を見上げると、迫力だ。
傾斜した吊橋が見える。
渡ってみた
なんて楽しみながら下っていくはずだったが、このころから既に悪魔が忍び寄っていたようだ。
「下りなのに、きっつい」
「平坦なのに、息があがる」
「たいして走ってないのに、大腿四頭筋が悲鳴をあげ始めてる」
酒匂川サイクリングロードまで下りたが、平坦でしかも追い風なのに、まるで上り坂を漕いでるようだ。
「やば、頭痛がしてきた」
休むために停車すると走行風がなくなり、ブワ~っと身体全体が熱くなる。
自販機で冷えた缶を首筋に押し付けたりしてしのぎ、何とか家までに辿りつけはしたが。
帰宅して回復した後に、今回のデータを振り返ってみた。
先ずは高度のグラフ
距離的にも高度的にも、さほどのもんじゃない。
このグラフに気温と心拍数を重ねてみると
下り坂で下がるはずの心拍が、吊橋辺りからの気温上昇に合わせるように上昇している。
この区間で2回の休憩を入れているが、心拍は下がる様相を見せない。
そう これはやはり、熱中症になりかけていたようだ。
厚労省の資料を参考にすると
心拍数上昇と頭痛から見て、脳に血液が行かなくなる状態まで達し、熱失神の手前だったようだ。
「危なかったなぁ」
熱中症の予防方や対処方はこれまでにいくつも読んできた。
今回は首の後ろを冷やしてナトリュウム系のサプリで乗り切れたのは、その知識のおかげだろう。
しかし世にある情報は、「予防するにはどうするか」「何をしてはいけないか」「なったらどうするか」と、防衛策ばかり。
熱中症に対する自身の耐性を強化する方法が見当たらない(見つけれないだけかもしれないけど)
今回と同条件で走っても熱中症にならない身体にするには、どうすればいいのだろう。
今回のように限界ギリギリまでまで追い込み続けていけば、耐性はアップしていくのだろうか?
今後自分の身体で実証実験するしかなさそうだな。
良い子はやっちゃいけない
Nori は良くないジジイだから、やっても問題ないはずだ