◆【経営四字熟語】これを知っているとあなたは尊敬の眼差しで見られる 鼓腹撃壌 ある女性社長に学ぶ
四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくことが多々あります。
ところが、それだけではないのです。
多くの四字熟語を見ますと、経営コンサルタント歴40年余の目で見ますと、経営に直結する示唆の多いことに気がつきました。
独断と偏見で、それを皆様にご紹介したいと思います。
鼓腹撃壌 (こくふげきじょう) ある女性社長に学ぶ
十八史略に「鼓腹撃壌」という言葉が出てきます。「鼓腹」と「腹」は「お腹(なか)」のことで「鼓」は「鼓(つづみ)を打つ」ことです。「撃壌」の「壌」は訓読みで「壌(つち)」すなわち「土壌」のことで「撃壌」とは「土を撃(う)つ」ということです。
古代中国の堯帝(ぎょうてい)の時代のことです。太平の世を喜び、一人の老人が腹鼓を打ったり、地面をたたいたりしてリズムを取っていました。このことから「善政がなされ、国が治まり、国民が太平の世の中を楽しむ」という故事より出てきた言葉です。
堯帝というのは、中国古代の伝説上の聖王のことで、舜帝と並んで中国の代表的な理想的帝王と言われています。「堯風舜雨」という同意の言葉があるほどです。すなわち「尭帝や舜帝のような聖天子の恵みが天下に行き渡っているのを風雨にたとえていう語。転じて、天下太平の世の意。(Goo辞書)」という意味です。「撃壌之歌」という表現もあります。また「撃壌」は「撃攘」と表記されることもあります。
私の知り合いの会社は、以前、当ブログでも紹介をしたことがありますが、社長を始め社員が全員女性です。社長は、「社員を大切にする」ということを口癖のように話す方で、口先だけではなく、平素の経営管理の中でもコミュニケーションを大切にし、社員を大切にしています。
社長のワンマン、一方通行のコミュニケーションではなく、双方向コミュニケーションが行われ、社員のモラールも高く、社長を尊敬しています。
横浜市を始め、諸団体からも表彰をされたり、雑誌に掲載されたりと大もてです。マスコミにもてはやされると、得てして天狗になるのですが、腰の低い方で、周辺にいる人は、彼女の人柄に惹かれます。
心配なのは、多忙すぎて、夜中でも仕事をしてしまうことです。
しかし、彼女を見ていると「鼓腹撃壌」という言葉がぴったりという気がします。
鼓腹撃壌という言葉は、私が内閣府認証特定非営利活動法人・日本経営士協会理事長を引き受けたときに、どのように運営をしていくかを考える上で、私が中止した言葉の一つです。
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