![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/0f/444cb9e770398dc7fd41bc1eced9b485_s.jpg)
一回の階段近くで鈍い衝撃音がしたので、様子を見に行くと、母95歳が頭部から血を流して倒れていました。
写真は、蒸しタオルできれいにした後なので、たいしたことはないように見えますが、当初は頭髪は血まみれで、傷からはチューチューと出血しており、焦りましたね。。身内のケガで焦るのは、修行が足りない証拠です。よく見ると、3針縫うくらいの傷でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/8a/fbc33864ada5a4ebac64856796860bfe_s.jpg)
階段の4段目から転げ落ち、頭部を冷凍庫の縁で強打して、そのままあおむけに倒れていました。本当は写真の下部にも血液が飛び散っていたのですが、さすがにとっさに「ブログネタだ!」と撮影するのを忘れてしまい、あまりインパクトのない写真となりました。
まずは、、
1.意識の混濁の有無をチェック 無問題
2.出血の量をチェック コップ2/3ぐらいかな。。
3.骨折の有無をチェック 無問題
4.痛みや衝撃によるショックの度合いをチェック。 疼痛はあるが、ちゃんと会話が可能。
まずは、止血です。これは踝の内側にある、照海(しょうかい)というツボが非常によく効きます。今回は、白いタオルが真っ赤になるほどの出血でしたが、照海の刺激3分ぐらいで出血が止まり、ほっと致しました。
これが過去記事ですので、ご参考になさってください。
https://blog.goo.ne.jp/keisclinic/e/018317e307fa73fb4204dde26af7c18d
アキレスけんチョップと言うのも、大変よく効くのですが、頭部の出血が激しかったので、うつぶせにできなかったので、今回は照海の刺激をいたしました。切り傷だけでなく、鼻血などにも非常によく効きます
https://blog.goo.ne.jp/keisclinic/e/a7e8f6fca3197cc39999a6745ad1888f
打撲をいたしますと、瘀血ができます。高齢者ですと強い刺激で固まった血塊(これも瘀血の一種です。)が血液とともに体内を飛び回り、脳、心臓、肺などの動静脈を塞いでしまうこともあるので、要注意です。
震災などで、瓦礫に挟まれた高齢者が、2週かぐらいで急に対象を崩して死亡をしたりするのは、この瘀血の仕業が多いと言われています。
瘀血対策は、漢方薬で行いましょう。
代表的な漢方薬は桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)です。これはどなたが飲んでもよろしい漢方薬です。
打撲、手術後の傷跡のケア、瘀血大部の婦人科系の治療などにも使います。
もっとも強い瘀血対策の漢方薬は、通導散(つうどうさん)です。
これはかなり強い薬で、がんがんと瘀血を排出いたします。便が柔らかくなりすぎるのが難点ですが、私の好きな薬の一つです。今回はこれを母親に飲ませて、打撲後の2次的症状を予防することにいたしました。
通導散には蘇木(そぼく)という薬が配合されています。これが配合された漢方薬は妊婦さんは飲んではいけないことになっていますので、ご注意ください。
桂枝茯苓丸も通導散もそうなのですが、瘀血治療の良いところは、長期間服用すると「お肌が綺麗になる」ことです、シミや日焼けによる黒ずんだお肌なども、健康的な色に変ってゆきます。
新型コロナウィルスでは死にません。
コロナは弱毒、バイオテロではなく、メディアテロです。
感染してもカゼとして自宅で治せます。
コロナは安全!ワクチンは危険!
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。
漢方アメリカOnline
http://www.kanpouamerica.com