先日サンフランシスコの日本人町の近くの公立図書館に行ってきました。ご存知のとおり、ここにはたくさんの日本の書籍やDVDなどがおいてあって、私も頻繁に顔を出しております。
私が日本のDVDの置いてある棚を見ていたときのことです。反対側から日本人のお母さんとお子さんの会話が聞こえてまいりました。
「XXちゃん ナルトのDVDがあるわよ!XXちゃんはナルトが大好きだったわよねえ!ナルト。。。」といっていました。
しかし!こっ。。これはなんということでしょう!このお母さんの「ナルト」のアクセントが変なのです。許せないのです。。。。。
ナルトのアクセントは絶対に、、、間違いなく、、、「鳴門の渦」とか「かまぼこのナルト」であって、断じて「成人くん」のナルトではないと、確信いたしております。
懇意にしていただいている、米国や世界中に日本の漫画とアニメを広めているVIZ社の皆様も「鳴門」のアクセントでした。
このお母さんが「ナルト(成人)」、「ナルト(成人)」、「ナルト(成人)」、というたびに、私の脳が「ピキッ!」、「ピキッ!」、「ピキッ!」っと破壊されてゆきました。
私は思わず書棚の外に出てゆき、「そこのお母さん!ナルト(鳴門)ですよ!ナ・ル・ト・!!」といいたいのを必死の思いで我慢して図書館を後にしました。。。。苦しかったーー。。。。
まさにドラマの「曲げられない女」で菅野美穂さん演ずる主役の女性のように、相手の両肩をギュウーーーッと思い切り掴み、「すいません!正確に言っておきたいので!」をやりたくて仕方がありませんでした。(このドラマ観ました?私は大好きなのです。)
さて、ここで東洋医学のお話になります。
1.何事もきちんとしていなくては気がすまない
2.完璧を期すぎるために仕事をやりすぎて疲れている
3.きちんと誰よりもすばらしい計画をたてるのだが、それをちゃんとできなくて自分を責めてしまう
4.他人やっていることが異常に気になってイライラする
これらの状態がいつもある方、あるいは急にこんな状態になった方を「肝虚証(かんきょしょう)」になったと東洋医学では分析いたします。
東洋医学的に観た「肝」という概念は西洋的な意味合いでの「肝臓」だけを指すのではなく、肝臓も含め、その経絡は足の親指から始まって、脚の内側を上がって、肝と胆嚢を通って胸をあがって目の裏側と頭の頂点まで抜けている気の流れも含めます。この流れにあるからだの部分に何か異常があれば、どんな病気でっても、私たちは「肝」という概念を中心に治療をいたします。
これに五行的な意味合いが含まれると、その中の怒る、いらだつという感情も入ってきます。もちろんこれらがよいように発揮されると、「物事をきちんと最後までやり遂げて、責任感のある仕事ができる」ということになるわけです。
漢方方剤としては、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」「抑肝散加陳皮半夏(よっかんさんかちんぴはんげ)」「大柴胡湯(だいさいことう)」「小柴胡湯(しょうさいことう)」「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」「柴胡加龍骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」などが患者さんのコンディションによって使い分けられます。
「小うるさい姑」や、「仕切り屋のオニ嫁」、「細かいことばかり言う上司」に飲ませるとよいでしょう。するとイライラがとれて、やさしくなれるのです。はい、私も飲んでいます。。。。
これらの方剤には「柴胡(さいこ)」という植物が配合されているのが特徴です。
「柴胡」は中国語では「Chai Hu]と発音しますが、日本語の「さいこ」の発音は英語の「Psycho(精神病患者)」と似ているので、米人の患者には注意して、誤解のないようにに説明をしています。
うわ、、、軽い笑い話をするつもりが、、なんか論文に近い文章になってしまっている。。。本来は怠惰なはずなのに。。。私の肝虚証は悪化しているようです。。。。。。うう。。がまんできない。。。。
あと、頭痛薬のバファリンのアクセントが変な人も嫌いです。気になって。。。。うう。。。
私が日本のDVDの置いてある棚を見ていたときのことです。反対側から日本人のお母さんとお子さんの会話が聞こえてまいりました。
「XXちゃん ナルトのDVDがあるわよ!XXちゃんはナルトが大好きだったわよねえ!ナルト。。。」といっていました。
しかし!こっ。。これはなんということでしょう!このお母さんの「ナルト」のアクセントが変なのです。許せないのです。。。。。
ナルトのアクセントは絶対に、、、間違いなく、、、「鳴門の渦」とか「かまぼこのナルト」であって、断じて「成人くん」のナルトではないと、確信いたしております。
懇意にしていただいている、米国や世界中に日本の漫画とアニメを広めているVIZ社の皆様も「鳴門」のアクセントでした。
このお母さんが「ナルト(成人)」、「ナルト(成人)」、「ナルト(成人)」、というたびに、私の脳が「ピキッ!」、「ピキッ!」、「ピキッ!」っと破壊されてゆきました。
私は思わず書棚の外に出てゆき、「そこのお母さん!ナルト(鳴門)ですよ!ナ・ル・ト・!!」といいたいのを必死の思いで我慢して図書館を後にしました。。。。苦しかったーー。。。。
まさにドラマの「曲げられない女」で菅野美穂さん演ずる主役の女性のように、相手の両肩をギュウーーーッと思い切り掴み、「すいません!正確に言っておきたいので!」をやりたくて仕方がありませんでした。(このドラマ観ました?私は大好きなのです。)
さて、ここで東洋医学のお話になります。
1.何事もきちんとしていなくては気がすまない
2.完璧を期すぎるために仕事をやりすぎて疲れている
3.きちんと誰よりもすばらしい計画をたてるのだが、それをちゃんとできなくて自分を責めてしまう
4.他人やっていることが異常に気になってイライラする
これらの状態がいつもある方、あるいは急にこんな状態になった方を「肝虚証(かんきょしょう)」になったと東洋医学では分析いたします。
東洋医学的に観た「肝」という概念は西洋的な意味合いでの「肝臓」だけを指すのではなく、肝臓も含め、その経絡は足の親指から始まって、脚の内側を上がって、肝と胆嚢を通って胸をあがって目の裏側と頭の頂点まで抜けている気の流れも含めます。この流れにあるからだの部分に何か異常があれば、どんな病気でっても、私たちは「肝」という概念を中心に治療をいたします。
これに五行的な意味合いが含まれると、その中の怒る、いらだつという感情も入ってきます。もちろんこれらがよいように発揮されると、「物事をきちんと最後までやり遂げて、責任感のある仕事ができる」ということになるわけです。
漢方方剤としては、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」「抑肝散加陳皮半夏(よっかんさんかちんぴはんげ)」「大柴胡湯(だいさいことう)」「小柴胡湯(しょうさいことう)」「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」「柴胡加龍骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」などが患者さんのコンディションによって使い分けられます。
「小うるさい姑」や、「仕切り屋のオニ嫁」、「細かいことばかり言う上司」に飲ませるとよいでしょう。するとイライラがとれて、やさしくなれるのです。はい、私も飲んでいます。。。。
これらの方剤には「柴胡(さいこ)」という植物が配合されているのが特徴です。
「柴胡」は中国語では「Chai Hu]と発音しますが、日本語の「さいこ」の発音は英語の「Psycho(精神病患者)」と似ているので、米人の患者には注意して、誤解のないようにに説明をしています。
うわ、、、軽い笑い話をするつもりが、、なんか論文に近い文章になってしまっている。。。本来は怠惰なはずなのに。。。私の肝虚証は悪化しているようです。。。。。。うう。。がまんできない。。。。
あと、頭痛薬のバファリンのアクセントが変な人も嫌いです。気になって。。。。うう。。。