先日4日から10日まで、私のインドシナ在住時代にお世話になった知人ファミリーがタイ国からやってきました。彼らとは25年来のお付き合いをいただいているので、大変楽しい時間を過ごすことができました。なので、その1週間は仕事も休ませていただき、特に運動もせず、食事もいつもより多めに取っていたのです。
そして、12月10日の夜、久しぶりに恐る恐る体重計に乗ってみたところ、その1週間で、なんとさらに1キロ痩せていたのです。
これまでの通算で9.5キロの減量です。8月7日から12月10日までの5ヶ月間で76キロから66.5キロになっていたのです。
漢方薬を使ったダイエットは、一定の値に達するとあまりリバウンドをせずに、あるところからは自然にやせてゆく場合があることが体感できました。
さて、この5ヶ月の間に、自分なりの失敗談があったのでそれをご報告したいと思います。
漢方薬 防風通聖散(散薬ではなく錠剤バージョン)と山楂降脂丸は各々7-10粒ずつ寝る前に一回、日中に一回飲むことになります。一日の合計は28粒から40粒となり、かなり多い量に感じますが、実際はそうではありません。
これらは生薬からできていて、化学薬品が一切入っていないということをご理解いただきたいと思います。また、お茶碗いっぱいの漢方薬をぎゅっと乾燥させて粒剤にした場合は、これくらいの量になります。けっして例えば風邪薬の「ルル」を40錠飲めといっていることとは違うのでご安心ください。
しかし、これらをすきっ腹で寝る前に飲んで寝ますと、翌朝にお腹の痛くない水下痢となることが多く、よくありません。
お腹の痛くない下痢は「ああ自分は今やせているんだなあ。。。。」と勘違いをしてしまいがちです。これは体によくありません。これが続くと軽い脱水症状のために、疲労感が強くなって日常生活が楽しくなくなりますのでご注意ください。
すきっ腹で飲まなければ食間であっても問題ありません。また、この漢方薬の下痢を起こすメカニズムは、決してお腹を壊したということではありません。
薬効によって、体内の水の捌きがよくなりすぎて、本来は尿となって出るだけでよい水が、便のほうにまで回ってしまい、結果的に非常に柔らかい便ができてしまうのです。だからこのときお腹が痛くはならない場合が多いのです。
本日はここまでといたしましょう。。。。