本日は久しぶりにタイ映画についてお話をしたいと思います。
あらすじですが、主人公チャットンはタイのドサ廻り演歌一座の座長です。全国に根強いファンもできているものの、借金返済の督促も多く、さあこれからというときに、交通事故で死んでしまいます。一座を食わせなければ、もっと軌道に乗せなければという強い願いが彼の魂をこの世にひきとめ、肉体は死んでいるのに生き返ってしまいます。
精力的に舞台の活動に、資金繰りに駆け回るチャットン座長、気力はあるが体は死んでいるので暑いタイの気候ゆえ、だんだんと腐ってきてしまいます。そこで一計を案じた相棒はチャットン座長に定期的にホルマリンを注射してこれ以上からだが腐らないように腐心します。
それでも近づいてくるあの世に旅立ってゆく時期までに、チャットン座長と団員たちは、地元のやくざの脅しにもめげずに立派に芸人魂を持ち続けます、、、、、、これは一種のハッピーエンドで、映像も歌もよくて、私は大満足でした。出てくる歌がどれもいいんですよこれが。。。。
この映画のもうひとつの見所は、画面いっぱいに現れるタイのドサ廻り演歌の一座の姿です。少しタイの郊外に滞在された方ならば、この週末に幔幕を立てて行われる野外演歌ショーを観たことがある方も多いと思います。うらぶれていて、派手で、ダサくて幻想的な野外の演歌公演はタイの出稼ぎ労働者や農民達の憩いのひと時を満たしてくれます。
主演はエッカチャイ シーウィッチャイという売れっ子演歌歌手、ノンチャチャチャというコメディアンとヒロインはピンパン チャライクップという女優です。
エッカチャイは若いころは歌えるコメディアンとして三流コメディ映画にもよく出ていたのですが、約10年前にマーガッ(かみつくぜ)という歌が大ヒットして人気を不動のものにしています。あの頃は私がちょうどインドシナから渡米してくる時期で、しばらくバンコクに滞在していたのですが、多くのタイ人が車の窓を開けてこの曲をがんがん鳴らしながら走っていたものです。私はこの歌を聴くと、1964年に三波春夫が歌っていた「オリンピック音頭」を連想してしまいます。「ハア!オリンピックの顔とかぁーおーー!!」とスッパーーンと明るくて程よい加減でしっかりしている様が良く似ています。
ノンチャチャチャはなかなか味のあるコメディアンで、喧嘩っ早く、コメディでありながら、舞台裏で大喧嘩をしたりする骨のある俳優でもあります。
ピンパンはホラー映画コリックでも主演をしていまして、オフィスでバリバリと仕事をする場面がなかなかよく、全然似てはいませんが、日本の「アンフェア」における男勝りの篠原涼子を彷彿とさせます。鼻がでかいからかもしれませんが。。コリックという映画自体は実はたいしたことはないのですが、ホルマリンマンでの印象がよいのでこちらも購入してしまいました。
また、もう一人脇役で絶対に見逃せない女優であり歌手である、ジャネット キァオいます。彼女は歌って踊れる実力派の演歌歌手ですが、自分の持ち歌でヒットを飛ばしたことがないので、残念ながら一流演歌歌手とはまだなっていません。しかし、歌唱力演技ともにたいしたもので、近日中にご紹介したいハロー ヤソトンでは準主役として大変な役回りを演じています。
性格の面白さ、大胆で一途っぽいところをみていると、彼女は私の3大お気に入りタイ女性芸能人のひとりです。
ホルマリンマンはVCD版はまだ購入できそうなのですが、私はこれに飽き足らずオリジナルサウンドトラック版のCDとDVDが欲しくて大騒ぎしています。しかし、現在これらは品切れ次回の製造未定ということで、毎月タイのメーカーに懇願しているのですが、なかなか実現しなくて腐っております。
あらすじですが、主人公チャットンはタイのドサ廻り演歌一座の座長です。全国に根強いファンもできているものの、借金返済の督促も多く、さあこれからというときに、交通事故で死んでしまいます。一座を食わせなければ、もっと軌道に乗せなければという強い願いが彼の魂をこの世にひきとめ、肉体は死んでいるのに生き返ってしまいます。
精力的に舞台の活動に、資金繰りに駆け回るチャットン座長、気力はあるが体は死んでいるので暑いタイの気候ゆえ、だんだんと腐ってきてしまいます。そこで一計を案じた相棒はチャットン座長に定期的にホルマリンを注射してこれ以上からだが腐らないように腐心します。
それでも近づいてくるあの世に旅立ってゆく時期までに、チャットン座長と団員たちは、地元のやくざの脅しにもめげずに立派に芸人魂を持ち続けます、、、、、、これは一種のハッピーエンドで、映像も歌もよくて、私は大満足でした。出てくる歌がどれもいいんですよこれが。。。。
この映画のもうひとつの見所は、画面いっぱいに現れるタイのドサ廻り演歌の一座の姿です。少しタイの郊外に滞在された方ならば、この週末に幔幕を立てて行われる野外演歌ショーを観たことがある方も多いと思います。うらぶれていて、派手で、ダサくて幻想的な野外の演歌公演はタイの出稼ぎ労働者や農民達の憩いのひと時を満たしてくれます。
主演はエッカチャイ シーウィッチャイという売れっ子演歌歌手、ノンチャチャチャというコメディアンとヒロインはピンパン チャライクップという女優です。
エッカチャイは若いころは歌えるコメディアンとして三流コメディ映画にもよく出ていたのですが、約10年前にマーガッ(かみつくぜ)という歌が大ヒットして人気を不動のものにしています。あの頃は私がちょうどインドシナから渡米してくる時期で、しばらくバンコクに滞在していたのですが、多くのタイ人が車の窓を開けてこの曲をがんがん鳴らしながら走っていたものです。私はこの歌を聴くと、1964年に三波春夫が歌っていた「オリンピック音頭」を連想してしまいます。「ハア!オリンピックの顔とかぁーおーー!!」とスッパーーンと明るくて程よい加減でしっかりしている様が良く似ています。
ノンチャチャチャはなかなか味のあるコメディアンで、喧嘩っ早く、コメディでありながら、舞台裏で大喧嘩をしたりする骨のある俳優でもあります。
ピンパンはホラー映画コリックでも主演をしていまして、オフィスでバリバリと仕事をする場面がなかなかよく、全然似てはいませんが、日本の「アンフェア」における男勝りの篠原涼子を彷彿とさせます。鼻がでかいからかもしれませんが。。コリックという映画自体は実はたいしたことはないのですが、ホルマリンマンでの印象がよいのでこちらも購入してしまいました。
また、もう一人脇役で絶対に見逃せない女優であり歌手である、ジャネット キァオいます。彼女は歌って踊れる実力派の演歌歌手ですが、自分の持ち歌でヒットを飛ばしたことがないので、残念ながら一流演歌歌手とはまだなっていません。しかし、歌唱力演技ともにたいしたもので、近日中にご紹介したいハロー ヤソトンでは準主役として大変な役回りを演じています。
性格の面白さ、大胆で一途っぽいところをみていると、彼女は私の3大お気に入りタイ女性芸能人のひとりです。
ホルマリンマンはVCD版はまだ購入できそうなのですが、私はこれに飽き足らずオリジナルサウンドトラック版のCDとDVDが欲しくて大騒ぎしています。しかし、現在これらは品切れ次回の製造未定ということで、毎月タイのメーカーに懇願しているのですが、なかなか実現しなくて腐っております。