けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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補中益気湯錠(ほちゅうえっきとうじょう)が品切れです。。。

2011-12-30 01:19:02 | 東洋医学全般
大変恐縮ですが、現在材料の関係で補中益気湯錠(ほちゅうえっきとうじょう)が品切れ中です。

キチンと米国FDAの承認を受けたよりよい材料の確保の為に、もう少しお時間をいただきたいと思います。2012年の1月終わりか2月ごろから再度再度作成し販売可能となる予定です。

代替品としては、加味逍遥散錠(かみしょうようさんじょう)をお勧めいたします。

補中益気湯は中医学の考え方では「脾気虚(ひききょ)」という状態の漢方方剤といわれています。これは、疲れが取れない、元気がない、という状態をさして、比較的現代の中医師たちの言い方として「脾気虚(ひききょ)」と表現されているのです。

しかし、疲れが取れない、元気がないという状態では「十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)」もこれと同じ概念の漢方方剤です。

これらはどうちがうのでしょう、、、疲れの背景がちがうのです。
補中益気湯は実は脾気虚に分類される方剤ではなく、正確には肝虚陰虚熱証というカテゴリーに属する物です。それは中に柴胡(さいこ)という漢方薬が入っているためです。
現代の中医師たちがその病気の状態を指して脾気虚といったのですが、本来の漢方医学はその病の裏にある本質をさして区分けをいたしますので、肝虚のグループに入れていたのです。

これは、同じ疲れでもイライラがあるということを意味しております。
「あー疲れた。。。」といって来られる患者さんの眼光や物腰、脈の状態に「怒気」を感じられたときにこれを処方するのです。「くっそーー!何でオレが!」という怒気です。

特に怒気がなく、過労がたまりきっていたり、大きな手術の後のイライラのない疲労感、倦怠感には十全大補湯が処方されます。

また、イライラとはちがう意味で考えすぎて、考えすぎて疲れてどうしようもないときは帰脾湯(きひとう)が処方されるのです。

補中益気湯(錠)はイライラがある状態の漢方方剤郡である「柴胡剤グループ」に属します。
同じ錠剤バージョンで補中益気湯(錠)がないときに、これに代って十分な効果が期待できるのが、加味逍遥散(錠)です。

漢方アメリカOnlineをよろしくお願い申し上げます。

私の記事が載っている月刊誌「はつらつ元気」です。ご参考になさってください。

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国際鍼灸師???これも怪しい民間資格です。ご注意ください。もちろん米国でも使えません。。

2011-12-26 00:57:07 | 雑記
先日の「国際中医師」とともに、「国際鍼灸師」についての話題を見つけました。

http://okwave.jp/qa/q2672170.html

当然これも、米国では使えません。各々の州に日本の学歴認定を受けて、こちらの東洋医科大学院に通いなおして、その試験の受験資格を取った上で、政府の試験に合格しなければ、診療活動をすることはできません。

政治的敵国である共産中国の政府が認定をしているとの触れ込みですが、それが日本や米国でそのまま使えることはありません。日本やアメリカは断じて共産中国の属国ではないからです。医療関係者が欠乏している発展途上国でもありません。ましてや医療関係は各国の威信とプライドをかけた分野なので、国際中医師や国際鍼灸師の資格は、そのままでは絶対に使えません。

もし、米国で鍼灸や漢方医学で開業したいならば、迷わず直接アメリカに来て、現地の東洋医学校を卒業することです。

あえて言うならば、実はこちらの漢方医学は医師と同じ病名対症療法の概念が強いです。
鍼灸もそうで、グサグサ鍼を刺して、電気を通す乱暴な鍼の授業がほとんどです。
お刺身をノコギリで切って出しているような感じです。

できれば、日本の伝統東洋医学による、実はオリジナルな、中国が共産化するずっと前の古きよき医術を温存した、マイルドで痛くなく、体の芯から改善する手技や、漢方処方を学んでからこちらにいらっしゃったほうが、患者さんたちにずっと喜ばれます。これからは日本の伝統的な東洋医学がグサグサ電気の中医学よりも歓迎されるでしょう。急がば回れです。

両方の国の学校や師匠につくと、6-7年はかかります。10年は食えるようにはなりません。もし、お金儲け優先であれば、この同じ時間を費やすならば、歯科医師や、医師になったほうがよいでしょう。。

しかし、伝統東洋医学は一生をかけて学ぶ価値と意義のある、素晴らしい医学です。私は毎日仕事が終ると「あ~~!今日も楽しかったな!やりがいがあったなあ。早く明日が来ないかなあ。。」と思えるので幸せ者だとおもいます。時間をかけて学ぶことができて本当によかったと感じます。
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紫雲膏作成、2年と4時間かけました。。。。。。。

2011-12-23 08:00:19 | 東洋医学全般
紫雲膏(しうんこう)は江戸時代の医師、華岡青洲が考案した日本の膏薬です。
中黄膏(ちゅうおうこう、キハダ軟膏、ベルクミン)とともに伝統的な膏薬として使われています。

http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/s/%BB%E7%B1%C0%B9%D1

基本の薬剤である、紫根(しこん)と当帰(とうき)を極上オリーブオイルに2年間漬け込みそれらのエキスを十分に浸出させたものを加熱して軽く揚げます。
そしてこれに蜜蝋(みつろう)と豚脂を少量加えて加熱し、丁寧に漉しだします。

ここからが一仕事です。大なべを火からおろして、手作業でかき混ぜるのです。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる、、、、、、と延々とかき混ぜるのです。

だんだん熱が冷めてきて、かき混ぜる手がどんどん重くなってきます。それでも延々とぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる、、、、、、とかき混ぜます。親の仇のように。。。。

これを続けること3時間あまり、、、できました!クリーミーでざらつき感のない紫雲膏です!
加熱作業から数えると4時間あまり。。。燃え尽きてしまいました。

紫雲膏の作成は中黄膏とともに、他のどの漢方方剤より時間と労力を費やして作ります。
かき混ぜてるときは、これを使う方の病がきれいに治りますようにと念じながら延々延々とかき混ぜます。アブラカブラ、アブラカタブラ、テクマクマヤコン、テクマクマヤコン(古い、、古すぎる。。)、エロイムエッサイム、エロイムエッサイム(呪術か!)などど気合と念力で作り上げました。

あーー疲れた、、今日はもう何もしないぞ。。。。

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日本で取った国際中医師の資格はアメリカでは使えません。(あやしい民間資格にご注意ください。)

2011-12-21 21:03:25 | 雑記
先日、日本の知らない方から漢方医学の関連の質問をメールで受けました。

はじめは私のHPの漢方薬をご所望の一般の方かと思い、丁寧に答えていたのですが、妙に中国医学用語を使った文章を書いてくるので不思議に思っておりました。

丁寧にメールで問診をしてあげてから、この方に合った漢方方剤名をお伝えしますと、「しかしそうではなく、私は別のxx丸の方が合っていると認識しています。」とおっしゃるではありませんか。。。じゃなぜ私にこんなことを聞いてくるのでしょう?道場破りでしょうか。。。
あるいは自称経験豊富な同業者ではないかと思いましたが、それにしてはそれらのメールの内容が東洋医学の基礎である、「あらゆる病はその病状の虚実にかかわらず、臓腑の精気の虚から始まる。」という原則を欠いているようです。聞いてみると、「日本の国際中医師の学校」とやらで学んでいる普通の学生さんでした。大昔の谷啓氏のギャグでいうと「ハラホレヒレハレ。。。。」というところでしょうか。(古い、、古すぎる。。)

「国際中医師」、この資格を日本で取ってアメリカにわたってきて、その資格が米国でまったく使うことができずに挫折して帰国する方を何人も見てきましたので、ためしにググッて見ると、このような情報が手に入りました。

http://okwave.jp/qa/q4622753.html 「怪しい国際中医師資格」に騙されないようにしてください。多くの人がこのことを知らずに学んでいらっしゃるのかもしれません。

そして、その内容に重大な誤りを発見したのです。このURLの後のほうの「補足」のところに、国際中医師の資格でカリフォルニア州と東南アジアのマレーシアで開業できると書いてあるのを見て驚いてしまいました。これは大間違いです。大嘘です。米国ではそのようなことは絶対にありません。もし関係者がそういっていたとしたら、これは資格詐欺商売です。

国際中医師は中国政府公認の資格と謳われていても、その実、日本の「民間資格」でしかありません。この資格だけでは日本で鍼灸はおろか漢方治療もすることはできません。

日本は鍼灸師は厚生省の鍼師免許、灸師免許、あんまマッサージ指圧免許が存在します。
漢方薬の処方は薬剤師の免許が必要です。すでに日本の医師、鍼灸師、薬剤師の免許を持つ方が日本での業務の足しにする教養の為に中医学を学ぶことは否定いたしません。
たとえば漢方を扱う日本の免許を持つ薬剤師さんが「国際中医師の民間資格あり」と謳っているのはよく見かけます。これはまったく問題ありません。
繰り返しますが、日本には「中医師」という国家資格は存在しません。

米国では、カリフォルニア州ともう一つか二つの州はその州のメディカルボードのAcupuncture免許が必要です。その受験資格は米国のTCM(Traditional Chinese Medicine)の大学院の卒業資格が必要となります。他の州はやはりTCM大学院で学び、全米統一のAcupuncture試験に合格して、カリフォルニアと同じく鍼、灸、漢方を使うことができます。
違反者は医事法と薬事法違反で日本のそれよりもはるかに厳しく処分されます。

本場中国の東洋医科大学の教授でさえも米国でその州の履修学歴認定を受けてから一定期間、米国の東洋医科大学院に通いなおして、或は全期間(最低3年半)通いなおして初めて受験資格をもらい、試験に合格しなければいけません。私もきっちりと試験を受けなおして合格をしてきたのです。

マッサージは簡単で、マッサージ学校に半年か一年くらい在籍し、タクシーの運転手さんとかが登録をする、その市町村のライセンスビューローで簡単な試験を受ければよいだけです。

東洋医学も、西洋医学も、医学は人類の宝です。
怪しい「民間資格詐欺」にご注意ください。

漢方アメリカOnlineをよろしくお願い申し上げます。

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抑肝散加陳皮半夏(よっかんさんかちんぴはんげ)イライラ、肩首のコリ、腰痛、不眠。。。。

2011-12-17 07:45:47 | 東洋医学全般
この漢方方剤は、何事も徹底的にやり遂げなければ気がすまない正確の方に会った処方です。以前にご照会した柴胡剤系列の漢方方剤です。

人はしっかり計画を立てても、その計画がしっかりしているほど、やり遂げることができないものです。このタイプの人はそのやり遂げられない自分にいつも腹をたてています。

それが高じて、他人のやっている事や言葉にいちいちイライラするようになっている事もあるでしょう。

そのような時、抑肝散加陳皮半夏(よっかんさんかちんぴはんげ)の出番です。
神経が尖ってしまって、結果的の起きる、腰痛、手足や首の筋肉の引きつり痛み、不眠、夢見が多くてちゃんと眠れていない、肋間神経痛、イライラした後の動悸、半身不随の方で寝られなくなっている方などに奏功します。

先日この方剤をたくさん作りましたので、毒見と称してお茶代わりにこの抑肝散加陳皮半夏を飲んでいます。
よく眠れるし、こどもがバカなことをしても暴れないお父さんでいられます。
円満漢方薬です。
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オー!ノーモアやいと! 日系1世残酷物語 (お灸の話)

2011-12-14 09:17:17 | 東洋医学全般
今日の朝一番の患者さんは日系4世の50代のご夫人でした。もう日本語を話さない世代の方です。しかし、日系人らしく時間には正確で、必ず10-15分前には来院されるしっかり者です。

彼女いわく彼女のお母さんがMoxabustion(お灸)は日本語でなんと言うのか聞いてきてくれといわれたとのことです。「はるか昔はその日本語覚えていたのですが。。。」とのことです。

こちらでは「Yaito やいと」とおっしゃる方が多いようです。

以前、日系2世のご老人が語っていたのですが、「わが日本国が正義の自衛戦争を行った大東亜戦争の頃、卑怯にも米国政府は日系移民をキャンプと称する収容所にぶち込みよった!その頃、子供であったわしはよくばーちゃんに大きなヤイトをされたものぢゃ!」「いつもはやさしくて大好きなグランマーが私の背中を焼くのぢゃ。。。そのときには彼女が鬼にみえたねぃ。。熱くて熱くてわたしはノーノーと大声で泣いた。」「だから、ドクタークロタニ、ノーモアヤイトだ!お灸だけはストップね!おねがいねぃ!」といわれたことがあります。

きっとそのおばあちゃんは、お孫さんが収容所で結核などの同時の死病にかからないようにと願う一心で、お灸をしたのでしょう。
こういった場合のお灸は小豆や大豆の大きさ、下手をするとソラマメくらいの大きさで、これを焼き切っていたので、ご老人たちの背中には大きなお灸の痕がみられました。これは相当熱かったと思います。

お灸のメカニズムを、医師や西洋的な考えの方にご説明申し上げるときの言い方をして見ましょう。
人体の皮膚のたんぱく質は約45度以上の熱を加えると不可逆性の変成をする。その変成したたんぱく質をヒストトキシン(火傷毒素)と呼ぶ。このヒストトキシンができると、人体の血球成分、特に白血球が賦活化され、その火傷を負った部位(ツボ)の修理をはじめる。
この現象により、ツボに継続的な刺激が起ることとなるので、治療の成果が出る。
同時に、賦活化された血球成分は免疫の向上あるいは調整となるので、常時お灸をすることにより、病気になりくい体質となることを期待できる。

しかし、プロがするお灸や、インスタントのお灸は決して恐ろしく熱くなったり、大きな火傷をすることはありません。それこそ45度から55度前後の熱を加えて、人体を極力傷をつけないようにいたします。むしろ気持ちがよいくらいです。
上の説明のように、お灸はこのくらいの温度で十分に効き目があるので、痕が残るような火傷までしなくとも、よいのです。
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CPAPマシーンと加味逍遥散、、 よく眠れたーーー!(睡眠時無呼吸症候群 またなった?) [2]

2011-12-11 14:11:51 | 東洋医学全般
いびきの再発。。。いやですね。

考えられる原因は、
1.「また太った」。。。体重を量ってみるとそれほど体重は変わっていない。。。

2.「のどが脹れたりしている」。。。それは考えられます。最近新しい掃除機を買ったので、掃除をしまくっていました。恐ろしいほど誇りが取れるので、ほぼ毎日じゅうたんに掃除機をかけているので、ほこりを吸いすぎたのか、のどや鼻の奥が変です。

3.「ストレス」これは確かにありますね。毎日楽しく働いていますが、子沢山だし、いろいろありますしね。。。

私の場合は2.と3.が関係していると思い、加味逍遥散を服用しながら、CPAPマシンを併用することにしました。
加味逍遥散錠はイライラ系のストレスによく効きますし、これは錠剤なので持ち運びにも便利で、朝夕と寝る前に服用しました。
同時にのどと鼻に潤いを保たせ、粘膜を鍛えるために「塩ぬるま湯による鼻うがい」を一日2-3回行うようにいたしました。

第一夜は大失敗。。。CPAPマシンのせいでまたお腹がかえるのように膨らんでしまい、夜中にゲップと放屁でガスを出すためにかえって寝不足になってしまいました。

そこで、2日目はCPAPマシンを装着したら、そのマシンからの空気の排泄にあわせて深呼吸を2-3分してみました。とにかくマシンからの空気が肺のほうに素直に入ってゆくように、食道を通って胃腸に行かないように念じながらトレーニングをしてみました。

これが大奏功となりました。思いつきでやったトレーニングなのに、大変うまく行きました。あれからほぼ毎日加味逍遥散を飲んでからCPAPマシンを装着して寝ています。

毎日大変よく眠れます。朝起きたときの、力がまったく入らずに手も握れないほどの脱力感はとてもうれしいものがあります。
ちゃんと眠れて呼吸もできていると、仕事中も体に力と気力がみなぎって、とても爽快です。
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CPAPマシーンと加味逍遥散、、 よく眠れたーーー!(睡眠時無呼吸症候群 またなった?) [1]

2011-12-05 07:36:22 | 東洋医学全般
私が睡眠時無呼吸症候群になっていたというお話は、確か2年くらい前にしたとおもいます。
あの時は、寝ても寝ても疲れる、すぐ目が覚めてしまうなどの症状が続き、人に呼吸が止まっているといわれるまで気づきませんでした。
詳細はこれらに載せてありますので、ご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/s/%BF%E7%CC%B2%BB%FE

http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/c/148cefe6f651afb13cfc0499db2d1777/4

http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/c/148cefe6f651afb13cfc0499db2d1777/3

そのご、「死なないぞダイエット」や大柴胡湯(ビスラットゴールド)を併用したり、ストレスがたまっていると感じるときは抑肝散加陳皮半夏(よっかんさんかちんぴはんげ)などの柴胡(さいこ)という漢方薬を使った、漢方薬でイライラ系のストレスが減り、いびきをかかなくなってしまったので、CPAPマシンを使わなくなってしまいました。

もう一つ、いびきをかかなくなってもしばらくはCPAPマシンを使っていたのですが、なぜか機械から送られてくる空気が胃腸のほうへ行ってしまう減少が多発したのも、CPAPマシンをやめてしまった原因の一つです。

夜中にお腹がかえるのように膨らんでしまい、苦しくて目が覚める。そして、ベットのふちに腰掛けて、大量のゲップと放屁でお腹にたまった空気を出すために20分以上かけることになる現象が多発したからです。これじゃあ何のためにこのマシンを使っているのかわからないわけです。

カイザー病院の呼吸器科の専門医にこのことを告げて、どうしたらよいか聞きますと、なんと「確かにそういう患者さんは他にもいるが、私としては知らない。わからない。。」という返事です。
さすがアメリカの病院!専門医が平気でこういうことを言うのです。どうしたらよいか一緒に考えてくれるなんて事は一切ありませんでした。
初めてCPAPマシンを処方してくれたときは、何で親切て丁寧な医師だろうと感心したのですが、自分の勉強していない事態が起こると、とたんに逃げ腰で、「へんなことを言って法的な責任を取りたくない!」という態度が見え見えでした。
少しだけ救われたのは、彼女は以前と同じで、とても優しく、心配そうな顔をするのがうまかったことでした。。。。。

あれから、約半年。また、寝ても寝ても疲れる現象が起きました。
いびきが再発したのです。。。

漢方アメリカOnlineをよろしくお願い申し上げます。

私の記事が載っている月刊誌「はつらつ元気」です。ご参考になさってください。

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