けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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桃核承気湯(とうかくじょうきとう)をつくりました!便秘と狂気?につかいます。

2011-04-17 01:43:42 | 東洋医学全般
また、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)をつくりました!


桃核承気湯 (とうかくじょうきとう)は桃仁承気湯(とうにんじょうきとう)と書かれることもある漢方方剤で、風邪などをこじらせて熱が取れなくて、なんだか、「話している事や体の動きが変だ」というときにも使います。

また、ご出産や交通事故などで体に衝撃を受けた方で、いわゆる「オケツ(瘀血)」が多くなって、体質的に便秘をされているゆえに起こる病全般に使ってみる価値があります。

ということは、便秘にも大変よく効く方剤ということになります。
病名を挙げますと、オケツがあるための、月経不順や痛み、子宮筋腫や出血に使いますが、底から派生して、精神異常、便秘、肩こり、冷えのぼせ、膀胱炎、頭痛、皮膚病に効果があります。

桃仁(とうにん)、桂枝(けいし)、大黄(だいおう)、芒消(ぼうしょう)、甘草(かんぞう)がほどよくブレンドされている漢方方剤です。

同じオケツがある状態でも、便秘をしていないようならば、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)が使われます。

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放射能と漢方薬 どくだみ茶

2011-04-12 10:33:07 | 東洋医学全般
どくだみ茶は放射能に汚染された体を修復する効果が期待できる」というお話です。

米国には広島や長崎の被爆者の方が大勢移住されています。
彼女たちはある方は1級の被爆者手帳をお持ちの方もいらっしゃいます。
もちろん、お体が弱かった方はこれまでにお亡くなりになっていまったからなのかもしれませんが、在米の被爆者の多くの皆様はお元気でいらっしゃいます。

お子様やお孫さんに恵まれた方もいらっしゃって、その方々も世間で言われるような遺伝的な疾患がある方はいらっしゃいません。

主に患者さんたちなのですが、その多くの方々は同時「どくだみ茶」をたくさん飲むことによって、健康の快復に効果があったと信じていらっしゃるようでした。

「どくだみ」は漢字で「十薬(じゅうやく)」「蕺菜(しゅうさいと発音します)」或は「魚腥草(ぎょせいそう)」といわれる立派な漢方薬です。
これを乾かして飲むのが「どくだみ茶」です。

「どくだみ茶」の漢方薬としての説明は、清熱解毒、排膿、利尿、消腫となっています。体にこもった熱を冷やして取る、膿の出る疾患を天然の抗菌作用と共に癒す、尿と共に体にこもった熱を出す。腫れをひかせる。などの作用が放射能に汚染された体を癒すのだと考えられます。

「どくだみ茶」は漢方薬でもありますが、健康飲料としてのお茶でもあります。どなたでも気軽に飲むことができるありがたいお茶です。漢方薬の書籍類には「妊婦禁忌」とはかかれていないので、妊婦さんも安心して飲むことができます

「科学的根拠は?」。。。野暮なことはききっこなしにしましょう。実際にこれで元気になって生きてこられた先人がいらっしゃるという事実を尊重しようではありませんか。よいものはよい!結果がよさそうなものはどんどん試しましょう。

最後にもうひとこと、「どくだみ茶」をお飲みになるときは「国産」をお求めになってください。
日本がもう一度立ち上がるためには、国の経済が立ち上がらなければいけません、構えて国産品をお求めになる事により、微力でもわが国日本の経済復興に役立てることができると思います。

放射能と漢方薬について書きましたが、私はこの記事に賛成です。
どくだみ茶はこの放射能が心配だと憂いていらっしゃる方が飲んで、少しでも安心して頂きたいという気持ちをこめて書きました。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110413/dst11041303140003-n1.htm

福島事故では放射線被曝(ひばく)による死者が皆無であるのに対し、チェルノブイリでは約30人の発電所員らが死亡している。【記事本文より】

日本の状況をことさら悪く伝えたい現政府、自国の気概がまったくなく外国の批評を気にしてレベル7にまで評価を引き上げた管売国奴政権は即刻退陣すべきです。




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山楂降脂片錠(さんさこうしへんじょう)が復活

2011-04-11 09:21:12 | 東洋医学全般
先日売り切れの旨をお伝えしていた、山楂降脂片錠(さんさこうしへんじょう)が復活いたしました。痩せるためだけではなく、「なんだかこのごろ食べ過ぎているな。。。」と感じるときに本方剤を1-2週間服用しますと、おなかが重いようなかんじもすっきりいたします。

http://www.kanpouamerica.com/product/11

時々健康雑誌に、山楂子(さんざし)の実のゆで汁を飲むとコレステロールがよく取れると紹介されています。しかし、単品の漢方薬の服用は、ともすれば効果が行過ぎることが予想されます。これを1週間から10日間、毎日コップ2-3杯服用しますと、確かに余分なコレステロールというか体の脂分が取れてきたようで、体が爽快になります。しかし、2-3週間のみ続けると、逆に疲れてきます。

科学的な実験に基づいてはいないので恐縮ですが、私の所見としては、山楂子(さんざし)の服用のしすぎは、体の油脂成分が取れすぎてしまい、油脂製のビタミンであるA、C、D、Eの作用に影響してくるので、結果的に疲れた感じがするのではと考えています。

ですので、単品の山楂子(さんざし)のゆで汁は半年に一度1週間くらいの服用でやめておいたほうが無難です。しかし、漢方薬はいくつかの単品の漢方薬が合わさっている「方剤」という形での服用の場合、こういった副作用が極端に少ないといえます。

この山楂降脂片錠は防風通聖散と併用すると、理想的なダイエット効果があります。

防風通聖散は体の代謝を促進する作用があるので、今風に言えばメタボリズムが促進されることによって、ダイエット効果が期待できます。

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