膀胱炎と漢方薬

夏は冷房が効きすぎていて、逆に体を冷やしてしまい、膀胱炎になる方が多いようです。こういった急性の膀胱炎のときは猪苓湯（ちょれいとう）がよく効きます。
漢方薬は体質改善が云々ということが大前提ですが、急性の症状や熱病にはそれなりの急激に効果を出す方剤を使います。

この猪苓湯（ちょれいとう）は膀胱炎になり始めの頃なら、即症状が治まりますので、オフィスなどに常備しておくと良いでしょう。

慢性的な膀胱炎の場合は、もちろん患者さんの体質を診ながら、漢方方剤の種類を決めてゆきます。
詳細は近日中にまた載せますのでご期待ください。

日本伝統鍼灸漢方

日本は素晴らしい国です。 米国が行った「殺鶏給狗看」作戦

夏もたけなわ、そろそろ原爆投下の日と、終戦記念日がやってきます。
それに伴い、私の國を思うテンションがふつふつとあがってまいりました。私のマネジャーをやってくれている方は、いつも「先生、だめですよ！診療だけをしていればいいんですよ。。どうどうどう。。。」といってくれるのですが、いつもこの時期は、「許せ！マネジャー。俺は行くぜ！」モードになってしまいます。
いま、マネジャーさんがヨーロッパにいる隙に、書いてしまいました。

先日子供の日本人学校の社会の教科書を読んでいたら、「日本軍の暴走をアメリカ軍が原爆を落とすことと、東京大空襲をすることによって止めてあげて、終戦となった」という内容となっていたので愕然といたしました。
こちらに住んでいる日本人や、ちょっと物知り顔の外人（米人）までがこんな間違った歴史を信じているので、「情けなきことここに極まれり」であります。

日本の軍隊が米国の真珠湾の軍事施設を攻撃したのは、軍事行動であります。奇襲作戦という立派な軍隊同士の軍事行動で、戦争外交行為の一つです。

米軍の原爆投下と空襲は米軍による日本民間人の殺戮です。これは犯罪行為です。

中国語に「殺鶏給狗看」という言葉があります。凶暴な野良犬の前で、生きた鶏をできるだけ残酷に殺して見せることによって、野良犬を黙らせるという意味です。

アメリカは２種類の異なった種類の原爆を実験目的で投下することによって、その時点で南下してきたソ連と日本の利権が欲しい中国を黙らせる効果を演出したのでした。

結果的に米国一国が日本を占領することが可能になり、反共で、自虐的思想によるマインドコントロールに成功したのです。

丸い物体 「オーブ」

先日マウントシャスタに行ってきたのですが、そこの洞窟に行ったときに、写真のような丸い物体がたくさん写りました。
なんだろう？？？物知りの知人に聞いてみると、これは「オーブ」というものだそうです。インターネットで調べてみると、霊的なものだと断定しているものと、チリや水滴がフラッシュに微妙に反射して起こる物理的な現象との二通りの解釈がありました。いずれにしても「悪いものではないらしい」ということなので、一安心ですね。

以前石原新太郎都知事の若い頃のことを書いた本を読みました。そこで、彼は「子供の頃に白いくらげのような球体でしっとりとした感覚の物体を、昆虫を取る網を使って墓場で何度も捕まえたことがある。」と書いてありました。
この写真に写っているのは、その物体にそっくりなのですが、肉眼では見えるものではありませんでしたね。


この写真をコンピュータの画像処理のソフトで、明るさを変えてみると、私の左右の手のところ以外に、私の背後にどっとオーブとやらが湧いて出てきています。

どなたか物知りの方がいらっしゃったら、コメントください。。。。

凶暴なクッキー

これ、いただき物のクッキーなのですが、こんな面構えのパンダちゃん（？）は見たことがないので載せました。強そうですね。
サンフランシスコのSOGOというお店にあるとのことです。

味はチーズの香りが強くて、甘みもしっかりと上品で、おいしかったです！

ごちそうさまでした！

クローン病、潰瘍性大腸症候群、下血

数日前まで、痔のお話しをしておりました。
本日は下血についてお話を致します。下血（げけつ）はお尻からの出血の意味です。
痔になって起きる出血は痔出血などと表現しますが、下血は直腸より上、主に小腸下部から大腸あたりからの出血を指します。

胃に近くなったところからの出血は小腸大腸を通ってから出るので、黒色の便となって出ることが多いようです。

下血は簡単に言うと、お尻からトマトジュースが出てきたような感じです。量も多いことが多く、この症状がつづくと、患者さんは貧血状態になります。

このようなときに、まず大事なことはすぐにお医者さんに行って「ガンではない」ことを確かめることです。「ガンでない」ならば必ず治ります。
ときどき潰瘍性大腸炎の方で、大腸を切除して、小腸と直腸をつなげなおす手術をされる方がいらっしゃいますが、ここまでしなくとも、漢方薬で解決できることが多いのです。

このような症状も大変よく効くのが烏梅丸（うばいがん）と白頭翁湯（はくとうおうとう）です。まずは烏梅丸を試してみましょう。これが体に合わないと、のどの痛みやノボセ感が出る場合があります。そうしましたら白頭翁湯に換えて見るのもよいでしょう。

どちらも、下血に著効いたします。

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日本国島根県竹島バンザイ！

日本の教科書の本文ではなく、解説の部分にちょこっと載せた「竹島は日本の領土」的な文章でこれだけ激怒する韓国。

イミョンパク政権もかなり韓国の軍部に揺さぶりをかけられているようです。日本の大阪生まれの彼は、日本国との経済的友好関係をうたっておりました。しかし現在は日本に責任を転嫁しなければ、自分の政治生命が危ないところまで追い込まれてしまいました。義を取るか、利を取るか、今後の動向が気になります。

駐日大韓民国大使を帰国させるなど「笑止千万」であります。
これは日本国民の感情からすれば「スキでもない女が、（勝手に）あなたに失望したから帰るわ！とキーキー取り乱している」と受け取るのがよろしい。

私は日本政府がここで「それがどうした！本当のことを言って何が悪い！」と正論を吐き、教科書の本文にも堂々と自国の主義を主張するべきだと考えています。
そうすることによって日本も侮りにくい国として、平和を獲得できるのです。

ロシアは北方領土に勝手に軍事基地を作り、日本の領土を侵害しています。
韓国も過去に日本が政治的に弱くなったところを突いて、突然竹島に軍隊を駐留させて今日に至っています。

古より、本音で言えば近隣国同士は仲良くなることはできないのです。アイルランドと英国、タイとミャンマー、ベトナムと中国、ロシアと中国、日本と中国、日本と韓国。。。。。
日本は今後はロシアのシベリアあたり、インド、南米諸国と仲良くすることが、真の平和、戦争回避の道となると考えます。

できるわけのない友好関係の構築は時間の無駄です。無理なことは無理と達観することです。日本は「お人よし外交の返上」が大切です。

前にも言いましたが、少しくらい殴り合って、「ナカナカヤルナ」「おまえもな！」という関係が望まれます。

咳止めの薬

写真の商品を見たことがありますか？
これはほとんどすべての中華マーケットで売られています。大体、サロンパスとかヘアカラーを売っているセクションに無造作に並べてあります。特徴的なパッケージなのですぐに見つかるでしょう。

漢字はひだりから読みます。名前をメモ用紙に書いていって、店員さんに渡しましょう。業界では枇杷膏（ピーパーガオ、あるいは広東語でペイパーゴウッ）と発音します。勇気がある人は気合でこの発音で買ってみましょう。

蜜煉川貝枇杷膏はセキの薬です。浅田あめの水あめバージョンに似ています。
これをレンゲ（スプーン）でいっぱいすくってゆっくりとのみくだします。最近これが安く出回っており、この一箱３００CCで５－８ドル前後です。

もちろん漢方薬の成分でできていて、特に川貝と枇杷はセキやのどの痛みによく効きます。

これは患者さんの体質一人ひとりに合わせて出す漢方方剤とちがい、誰が飲んでも効く、普及版の薬です。結構効きますし、安いのでぜひ試してみてください。


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痔の治療に効くお灸

お灸は痔の治療にたいへんよく効きます。
一番重要なお灸のツボは「百会（ひゃくえ）」です。
このツボに米粒くらいの大きさのお灸をするのですが、プロでない方がするのは大変なので、インスタントのお灸がよいでしょう。せんねん灸とかウラシマ灸とかいう名前のお灸が日本の薬局で売られています。すこし熱めのバージョンをこの百会にします。

このツボの位置は両耳の上と頭の頂点を結んだ線と、頭の前後の中心線を結んだところです。要は頭のてっぺんです。ここのお灸をいたしますと、グオーンというかゴツンという感じの熱さが感じられます。このときに焼けた髪の毛は必ず生えてきますのでご心配なく。お灸の熱さでは毛根が損傷することはありませんので、ご安心ください。

このお灸をすると、すえているそばから痔の痛みが消えてゆきます。続けて毎日すえると、提気といって、気を上の方に上げる作用があるので、脱肛にも効く場合が多いです。

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痔の漢方薬治療

今回は痔の治療に関する漢方方剤を２種類後紹介いたします。
ひとつは乙字湯（おつじとう）、もうひとつは桂枝加芍薬湯（けいしかしゃくやくとう）です。

乙字湯は一般的な痔の漢方薬として使われます。いぼ痔、切れ痔のどちらにもよく効く漢方薬です。むしろ痔体質の改善のために飲まれるとよいでしょう。

また、痔の激痛を取るには桂枝加芍薬湯です。
これは大変即効性があるので、今現在痛くてしょうがない方に強くお勧めいたします。

このほかに、痔というよりは、肛門のもっと奥である直腸や大腸からの出血がある場合には、別な漢方薬が用意されています。これらについては日を改めてご紹介いたします。

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痔

痔になる原因は肛門周囲の血液の流れが悪くなって、痔静脈が怒張する。それが慢性的になって、かたまりを形成する。（いぼ痔）。排便時に肛門が裂傷を起こして出血している（切れ痔）。出産などで思い切り力んだりした後に直腸が肛門の外に出てしまい、これが慢性化している出痔（脱肛）。などがあります。

もちろん患者さん一人一人の体質に合った漢方薬を処方することが大切なのですが、一般的な治療コンセプトは、肛門周囲の氣血の流れをよくして、落ち込んでいる気の流れを少し上に挙げる、提氣（ていき）という事を目標に行います。

同時に、患部によい塗り薬を使うことになるでしょう。この塗り薬の代表的なものに、紫雲膏（しうんこう）があります。
これは、ご存知の方も多いと思いますが、下記のような症状によく効きます。

湿疹、主婦湿疹、アトピー性皮膚炎、乾癬、角皮症、唇・手・足・かかと・ひじのひび、あれ、あかぎれ、水虫、魚の目、たこ、いぼ、あせも、かぶれ、ニキビ、吹き出物、化膿性のできもの、はれもの、しみ、水疱、しもやけ、びらん、ただれ。

そのほかに外科的疾患として、
やけど、切り傷、擦り傷、痔（いぼ痔による疼痛・肛門裂傷、出血、脱肛）、褥瘡（床ずれ）、ひょう疽。

この軟膏は本来ごま油で練り上げてあるのですが、時として米人の肌に合わず、またシュウマイみたいなにおいが嫌だという方もいらっしゃいます。
そこで、私たちは高級オリーブ油（いわゆるバージンオイル）で練りこんだ無臭バージョンを製作しています。来週にでも、もう一つの内容物である蜜蝋が手に入ったら、久しぶりに製作するつもりです。

これは、以前もご紹介いたしましたが、江戸時代の漢方と蘭方をよくした、華岡青洲が中国の書物に出ていた潤肌膏という膏薬のコンセプトから考案した日本の膏薬です。華岡青洲は有吉佐和子さんの小説「華岡青洲の妻」にあるとおり、チョウセンアサガオを主成分とした麻酔薬を発明して、妻と実母の乳がんの手術をしたことで有名な医師でした。

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