子どもの頃に住んでいた家の裏手の千鳥川で、最近体長40cmぐらいの雷魚を見かけるようになった。
水深60cmぐらいの、可動堰より下流の50m程度の区域が彼の活動範囲のようである。
川の水が澄んでいる時には、ほとんど毎日のように見かけるが、その泳ぐ姿をじっと観察しているとおもしろい。
彼が悠々と泳ぐ視界の先には、フナやハヤの幼魚が遊び戯れていて、彼が捕食しようと思えば簡単に捕食できるぐらいの距離まで近付くのであるが、決してそれらの小魚を襲って食べる事をしない。
小魚たちも心得たもので、彼が近付くと一応は四方八方に逃げ散るが真剣味が無いようだ。
雷魚は、魚やカエルなどを食べる獰猛な外来種の魚である。
そのような雷魚が、小魚を捕食しようとはしない。
きっと、空腹ではないのだろうと勝手に解釈する。
彼が縄張りとしている区域においては、おそらく彼が食物連鎖の頂点にいると思われるが、生きて行く上で最低限必要なもの以外は捕食しないということなのだろう。
現代人はどうかと言うと、皆が貧しかった頃の食糧事情を忘れたかのごとく飽食の時代を過しているのではないだろうか。
日本国の食糧自給率が40パーセント以下であるということをきちんと認識できるならば、「雷魚のおしえ」を肝に銘ずべきである。
水深60cmぐらいの、可動堰より下流の50m程度の区域が彼の活動範囲のようである。
川の水が澄んでいる時には、ほとんど毎日のように見かけるが、その泳ぐ姿をじっと観察しているとおもしろい。
彼が悠々と泳ぐ視界の先には、フナやハヤの幼魚が遊び戯れていて、彼が捕食しようと思えば簡単に捕食できるぐらいの距離まで近付くのであるが、決してそれらの小魚を襲って食べる事をしない。
小魚たちも心得たもので、彼が近付くと一応は四方八方に逃げ散るが真剣味が無いようだ。
雷魚は、魚やカエルなどを食べる獰猛な外来種の魚である。
そのような雷魚が、小魚を捕食しようとはしない。
きっと、空腹ではないのだろうと勝手に解釈する。
彼が縄張りとしている区域においては、おそらく彼が食物連鎖の頂点にいると思われるが、生きて行く上で最低限必要なもの以外は捕食しないということなのだろう。
現代人はどうかと言うと、皆が貧しかった頃の食糧事情を忘れたかのごとく飽食の時代を過しているのではないだろうか。
日本国の食糧自給率が40パーセント以下であるということをきちんと認識できるならば、「雷魚のおしえ」を肝に銘ずべきである。