日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

議員の悩み

2005年06月22日 | インポート
年間で4回開催される、各自治体の6月議会定例会が、近隣自治体の中では、今日ぐらいから開催されている所もあるようだ。

その議会定例会において、議会前の指定された日時までに、議長宛に一般質問の通告書を提出しておけば、議員は一般質問をすることができる。

私の場合には、その年間に4回開かれる議会定例会における一般質問は、毎回することを議員活動の基本に据えているので、この2年間で合計8回の議会定例会で、毎回一般質問をしてきた。

私は、ある定例議会が終わると、その翌日から次の議会定例会の質問事項を検討するようにしている。

3ヶ月に1度の議会定例会なので、正味3ヶ月弱の検討期間があることになる。
愛野町の場合には、今回は6月3日に通告用紙が自宅に届いたので、私は6月6日には通告書を提出している。
当然、通告書の提出は一番乗りだった。

2年前の県下全域の新人議員研修で、講師の方が、一般質問は完全原稿にして臨むべきであるという指導をされたので、そのことを忠実に守って、今までの一般質問は準備をしてきた。

今回も一般質問の原稿は、6月14日には出来上がっている。
愛野町議会の一般質問は、6月27日であるので、余裕を持って臨める。

ところが、今の時点で、一般質問の通告書の提出や、一般質問の内容文の作成で悩んでいる二人の議員を知っている。

島原市の一人と深江町の一人だ。

島原市の議員氏は、今回から一般質問のやり方が、従来とは異なる方法で実施される事になった事により、一般質問文の作成に今ひとつ調子が乗らない模様だ。
議員氏の、今日の日付のブログで、そのことを知った。

深江町の議員氏は、この前、町会議員になったばかりで、人生で初めての議会定例会の一般質問に臨むにあたって、質問したい事項が多すぎて、その通告内容の選定に悩んでいる様子だ。
先程電話をしてみたら、そのような話だった。

いずれの議員氏も、議員活動に熱心に取り組んでいるからこそ悩んでいるのだと思う。
彼らが悩む事が、地域のためになることに繋がるのであれば、もっともっと悩んで欲しい。

豊田かずき


カエルの鳴き声

2005年06月22日 | インポート
事務所の周りの田んぼでは、ほとんど田植えも終り、夜になると田んぼのあちこちから、集団でカエルの鳴き声が聞こえてくる。

ひとしきり合唱していたかと思うと、しばらく途絶え、また誰かが鳴き出すと、それにつられたように合唱が始まる。

夜の静けさの中で、その鳴き声を気にしだすと、なかなか寝付かれない。

グェッグェッグェッグェッグェッというように、私の耳には聞こえるが、音の表現の仕方は人によってまちまちだと思う。

今年は、気象庁がこの地方の梅雨入り宣言をして以来、一度だけ雨が降っただけで、その後は降っていない。
そのために、水が足りなくて田植えが遅れ気味な地域もあると新聞が報じていた。

そのような事が影響しているのかどうかは分からないが、例年に比べてカエルの鳴き声が少ないような気がしている。

田植えの前までは、乾燥している土の水田地帯でも、田植えのために田んぼに水を引き込み、代掻きをして田植えが始まると、どこからともなくカエルたちが出没して、合唱が始まる。

自然の営みは、黙っていてもそれぞれの季節を連れて来る。
雨が降るべき時に降らないと言うのも困るが、一度にまとめて降られても困る。

怒らないで、穏やかに連れて来て欲しいと願うしかない。

こよみの上では、昨日が夏至だったが、カエルの鳴き声とともに、夏はこれからが本番になる。

豊田かずき