日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

議員の訪問

2005年06月14日 | インポート
昨日から今日にかけて、「議員」という肩書きの人が、5名も、私の事務所を訪問してくれた。

昨日は、島原市在住の4名の人たちで、今日は深江町在住の一人である。
昨日の、島原市の人たちは、佐賀県と諫早市の視察の帰りに、私の所にも立ち寄ってくださった。
諫早湾干拓関係の視察の帰りで、私の諫干事業賛成の立場での考え方を、じっくりと伝えさせて頂いた。

それぞれの方から頂いた名刺の住所から、それぞれの方が住んでおられる地域の推定ができた。

島原市新田町にお住まいの方は、干拓によって造成された地域だということで、高潮被害に対する恐怖を感じながら育ったと言う事だった。(干拓地名。)

島原市津町にお住まいの方は、家の敷地の1m先は海という場所だと言う事で、風が吹くと波が高くなり、恐怖を感じておられるということだった。(海岸地名。)

島原市新山にお住まいの方は、歴史的に比較的新しい住宅造成地で、標高が少し高めの地域の人であろうと推定できる。

島原市上の町にお住まいの知人は、幹線道路か市の中心部より少し上の方の、標高が少し高い地域の人であろうと推定できる。

「新田町」、「津町」、「新山」、「上の町」とそれぞれの地名から、その土地の成り立ちが、ある程度は推定できる。
昔から伝わった土地の地名は、いろいろな情報を教えてくれる、ある種の文化遺産であると考えている。

自然災害に直面している人達にとっては、防災対策というものは、他人事では無い。
私のような、諫早湾岸の低平地域に住んでいる者の、潮受け堤防に対する有益性の肯定の立場の意見も、真剣に聞いて頂いた。
有り難い事である。


今日、私の事務所を訪ねてくれた、議員の肩書きのお客様は、まだ議員になって1ヶ月足らずの人だ。

深江町議員の中で、唯一私が知っている、深江町議会の中では最年少の人だ。
町議選挙の前に貸しておいた、ハンドメガホンを返しに来てくれた。

聞く所によると、新人が4名加わった事によって、いろいろな、議会構成の初期的な段階で、活発な議会になっているとの事だった。

いろいろと話すうちに、彼の6月議会における一般質問のテーマが、じわじわと滲み出て来た。

彼にとっては、人生で最初の一般質問の機会である。
地域住民の期待に沿うような一般質問をして頂きたい。
彼の言動に関しては、多くの町民が注視しているはずである。

堂々と頑張って欲しいと思う。

豊田かずき