今日は宛名シールの印刷をし、きいちご4号の発送準備を終えました。封筒は丁度100枚です。勝義さんががんばって編集作業も終わったとのことですから12日か13日には第9回きいちご移動教室や花見の案内とともにクロネコ便に載せられます。
皇居前広場について学んだことをもう少し紹介します。
1952年の日本の独立まではこの広場は結構にぎわっていました。左派勢力は「人民広場」と呼んでいたほどです。どんな様子だったか書きうつしてみます。
1950年の広場での主な出来事 (原武史『皇居前広場』より)
1.6 東京消防庁出初式
2.2 米第一騎兵師団マニラデーパレード
3.7 国会共闘委員会による労働者総決起大会
11 フォード新車の日本企業への引渡し式
17 全国中小企業危機突破国民大会
25 国会共闘委員会労働者大会
4.7 暴圧反対人民決起大会
9 イースター早朝礼拝
22 米第720陸軍憲兵大隊パレード
5.1 第21回メーデー
3 日本国憲法施行3周年記念式典 スクエアダンス大会
20 米三軍統合記念日パレード
24 英連邦軍エンパイアデーパレード
27 米第71通信大隊司令官引継ぎ式
30 米第8軍戦死者追悼式典
5.30人民決起大会 皇居前広場での最後の集会)
6.8 英連邦軍ジョージ6世誕生日記念パレード
19 米8軍パレード
625 朝鮮戦争勃発
7.3 東京都公安条例公布施行
1019 国連軍パレード 国連旗授与式
占領軍と左派の活動舞台であったことがわかります。朝鮮戦争を境にして左派の集会が消えます。決定的になったのは翌年のメーデー事件です。
51年4.24 政府メーデーに皇居前広場の使用禁止をきめる
27 GHQ 政府の決定を支持
52年4.28 日本独立 東京地裁、政府の広場使用不許可処分取り消し判決 政府控訴
5 1 血のメーデー事件
メーデー事件についてはこのサイトの叙述を参考にしてください。http://yabusaka.moo.jp/maider.htm
朝鮮戦争の時期(50年~53年)は日本国内でも社会主義を目指す勢力の活発な活動があり、GHQと吉田内閣はこれを徹底的に弾圧しました。メーデー事件もそのような時代背景の中で起きた事件といえます。
講和条約発効で米軍が表舞台から消え、左派の革命運動が退潮するとともにこの広場は無人の空間になりました。
「平成」になって戦前のような天皇制儀礼の場として利用する動きが見られます。90年の「天皇陛下御即位祝賀式」 99年「御即位10年をお祝いする国民祭典」など。
広場を再び「神の国」の儀礼の場にしてはなりません。民主主義の時代にふさわしい公共の広場として活用する積極的な姿勢が望まれます。
皇居前広場について学んだことをもう少し紹介します。
1952年の日本の独立まではこの広場は結構にぎわっていました。左派勢力は「人民広場」と呼んでいたほどです。どんな様子だったか書きうつしてみます。
1950年の広場での主な出来事 (原武史『皇居前広場』より)
1.6 東京消防庁出初式
2.2 米第一騎兵師団マニラデーパレード
3.7 国会共闘委員会による労働者総決起大会
11 フォード新車の日本企業への引渡し式
17 全国中小企業危機突破国民大会
25 国会共闘委員会労働者大会
4.7 暴圧反対人民決起大会
9 イースター早朝礼拝
22 米第720陸軍憲兵大隊パレード
5.1 第21回メーデー
3 日本国憲法施行3周年記念式典 スクエアダンス大会
20 米三軍統合記念日パレード
24 英連邦軍エンパイアデーパレード
27 米第71通信大隊司令官引継ぎ式
30 米第8軍戦死者追悼式典
5.30人民決起大会 皇居前広場での最後の集会)
6.8 英連邦軍ジョージ6世誕生日記念パレード
19 米8軍パレード
625 朝鮮戦争勃発
7.3 東京都公安条例公布施行
1019 国連軍パレード 国連旗授与式
占領軍と左派の活動舞台であったことがわかります。朝鮮戦争を境にして左派の集会が消えます。決定的になったのは翌年のメーデー事件です。
51年4.24 政府メーデーに皇居前広場の使用禁止をきめる
27 GHQ 政府の決定を支持
52年4.28 日本独立 東京地裁、政府の広場使用不許可処分取り消し判決 政府控訴
5 1 血のメーデー事件
メーデー事件についてはこのサイトの叙述を参考にしてください。http://yabusaka.moo.jp/maider.htm
朝鮮戦争の時期(50年~53年)は日本国内でも社会主義を目指す勢力の活発な活動があり、GHQと吉田内閣はこれを徹底的に弾圧しました。メーデー事件もそのような時代背景の中で起きた事件といえます。
講和条約発効で米軍が表舞台から消え、左派の革命運動が退潮するとともにこの広場は無人の空間になりました。
「平成」になって戦前のような天皇制儀礼の場として利用する動きが見られます。90年の「天皇陛下御即位祝賀式」 99年「御即位10年をお祝いする国民祭典」など。
広場を再び「神の国」の儀礼の場にしてはなりません。民主主義の時代にふさわしい公共の広場として活用する積極的な姿勢が望まれます。