民主党の小沢代表の秘書が政治資金規正法違反の疑いで起訴されました。ここまでの一連の動きを見ていると検察の動きに翻弄される民主主義の危うさを感じさせられます。東京地検特捜部の秘書逮捕・起訴は法律に照らして正しいのかどうかの原点を見極めなければなりません。
この点に関しては郷原信郎桐蔭横浜大学教授(元検事)がTVなどで語る見解が印象に残りました。西松建設からの企業献金という実態があったとしても直ちに政治資金規正法に違反しているとはいえず、検察は公判維持が難しかろう(秘書を裁判にかけても有罪を立証することはむずかしい)と言っています。小沢代表の法的責任を問うことは不可能で事情聴取をする事さえできません。
郷原元検事の主張 ①
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1477.html
郷原元検事の主張 ② http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/54fa7ecb1cf18d52bd5e9edc9214fa7a
ぼくが今感じていることです。
①この事件は政権交代という事態に怯えた検察の政治的陰謀である。
②この際、民主党など野党は一致結束して、企業団体献金は一切これを禁止する立法を行うべし。
①について。検察が「中立・公正」であると言う言説には何の根拠もありません。私たちに身近な事件でもそのやりたい放題ぶりは明らかです。
東京地検は板橋高校卒業式を妨害したとして藤田元同校教諭を「威力業務妨害罪」で起訴しました。あちこちの市民のビラまきに「住居侵入罪」を適用してこれを弾圧しています。
権力を持つものがその基盤が崩れることに怯え、罪にもならないと思われることを罪に仕立てていくのはむしろどこの世界にもある法則です。
民主主義のルールに従って政権交代が初めて実現するかも知れないときです。彼らが危機感を持つのも当然です。
権力の横暴を監視し、これを批判告発する市民の力をいっそう強めなければならないときです。マスコミは何時の時でも最終的には権力と一体になります。同じ釜の飯を食っている輩なのです。
今回の一連の報道を見ても検察などのウラ情報を垂れ流すだけです。NHKを筆頭にしてTVは特にひどかったように思います。
②政官業の癒着構造の中で税金が食い物にされています。保守政治家の資金集めがこの構造の一環をなしていることは言うまでもありません。小沢さんは自民党の元幹事長です。その中枢にいたひとです。
小沢さんに法的責任はないにしてもこの腐敗構造の恩恵を最大限に受けてきた事実は否定できません。
政権交代を真に意味あらしめるためにも、この際、断固として企業・団体献金を禁止する立法を行うべきです。そのときこそ、小沢さんの声望は一気に高まることでしょう。労働組合の団体献金も当然のことながら廃止です。組合員個々のの意志とは関わりなく特定の政党に献金されているのが実情です。
世を憂い、民主主義の確立を願うこころある若者が進んで政治家を志す社会にしなければなりません。そのために金のかからない選挙、政治を実現する必要があります。個人献金と政党交付金で出来ないとしたらその政治はやはりどうかしているのです。野党連合政権に期待するのはこのような改革をやってほしいからでもあります。
民主党は小沢さんがどういう人であるかを熟知して党首に選んだはずです。小沢さんのような人が出てきたからこそ政権担当の力が付いてきたことも事実ではありませんか。その代表が不当な権力の攻撃にさらされているときにそれとしっかりと闘う道を選ばないで「選挙のため」と称して足を引っ張るような政治家をぼくは信頼しません。
この点に関しては郷原信郎桐蔭横浜大学教授(元検事)がTVなどで語る見解が印象に残りました。西松建設からの企業献金という実態があったとしても直ちに政治資金規正法に違反しているとはいえず、検察は公判維持が難しかろう(秘書を裁判にかけても有罪を立証することはむずかしい)と言っています。小沢代表の法的責任を問うことは不可能で事情聴取をする事さえできません。
郷原元検事の主張 ①
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1477.html
郷原元検事の主張 ② http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/54fa7ecb1cf18d52bd5e9edc9214fa7a
ぼくが今感じていることです。
①この事件は政権交代という事態に怯えた検察の政治的陰謀である。
②この際、民主党など野党は一致結束して、企業団体献金は一切これを禁止する立法を行うべし。
①について。検察が「中立・公正」であると言う言説には何の根拠もありません。私たちに身近な事件でもそのやりたい放題ぶりは明らかです。
東京地検は板橋高校卒業式を妨害したとして藤田元同校教諭を「威力業務妨害罪」で起訴しました。あちこちの市民のビラまきに「住居侵入罪」を適用してこれを弾圧しています。
権力を持つものがその基盤が崩れることに怯え、罪にもならないと思われることを罪に仕立てていくのはむしろどこの世界にもある法則です。
民主主義のルールに従って政権交代が初めて実現するかも知れないときです。彼らが危機感を持つのも当然です。
権力の横暴を監視し、これを批判告発する市民の力をいっそう強めなければならないときです。マスコミは何時の時でも最終的には権力と一体になります。同じ釜の飯を食っている輩なのです。
今回の一連の報道を見ても検察などのウラ情報を垂れ流すだけです。NHKを筆頭にしてTVは特にひどかったように思います。
②政官業の癒着構造の中で税金が食い物にされています。保守政治家の資金集めがこの構造の一環をなしていることは言うまでもありません。小沢さんは自民党の元幹事長です。その中枢にいたひとです。
小沢さんに法的責任はないにしてもこの腐敗構造の恩恵を最大限に受けてきた事実は否定できません。
政権交代を真に意味あらしめるためにも、この際、断固として企業・団体献金を禁止する立法を行うべきです。そのときこそ、小沢さんの声望は一気に高まることでしょう。労働組合の団体献金も当然のことながら廃止です。組合員個々のの意志とは関わりなく特定の政党に献金されているのが実情です。
世を憂い、民主主義の確立を願うこころある若者が進んで政治家を志す社会にしなければなりません。そのために金のかからない選挙、政治を実現する必要があります。個人献金と政党交付金で出来ないとしたらその政治はやはりどうかしているのです。野党連合政権に期待するのはこのような改革をやってほしいからでもあります。
民主党は小沢さんがどういう人であるかを熟知して党首に選んだはずです。小沢さんのような人が出てきたからこそ政権担当の力が付いてきたことも事実ではありませんか。その代表が不当な権力の攻撃にさらされているときにそれとしっかりと闘う道を選ばないで「選挙のため」と称して足を引っ張るような政治家をぼくは信頼しません。