川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

常磐炭坑?

2009-03-12 22:18:01 | 出会いの旅
 今夕7時過ぎに北茨城の旅から帰り着きました。二日目以後は何度か訪ねたところですがメモのつもりで記録しておきます。

 11日(水)晴れ 風寒し。
 八溝山(やみぞさん)に登る。頂上の展望台は有料、100円也。年輩のおじさんが入場料を徴収しているが一日どのくらいの収入になるのか、つい心配してしまう。風が冷たいので柱の影から那須連峰を遠望する。
 午後、北茨城市の天心記念五浦(いずら)美術館に向かう。途中で「炭坑前」というバス停を通過する。 県道10号の十石トンネルの手前で北茨城市南中郷というところ。付近の山に炭坑の施設らしきものが見える。今は廃鉱になっているが名前が残ったというわけだろう?「常磐炭坑」行きのバスにも出会った。
 常磐炭坑と言うからには常陸(ひたち)と磐城(いわき)にまたがる筈だが平(いわき市)が炭坑町であったことは知っていても常陸のどこに炭坑があったのか聞いたこともない。ヒントを貰ったことになる。

 北茨城・常磐炭坑跡http://homepage2.nifty.com/pisquen/visit/08/jouban01.htm

 美術館は前にも来たことがあるので妻が見学中、ぼくは車の中で昼寝。昨日の山歩きがかなりこたえている。
 今は千葉大が管理している六角堂を見る。岡倉天心の屋敷跡。大津港、平潟港を回った後、鵜の島温泉旅館に泊まる。

 12日(木)晴れ
 大洗で干物を買ったあと磯先神社の森を散歩。昼食はボリュウムたっぷりの磯魚の煮魚。
太平洋に沿って南下し、霞ヶ浦の小美玉市側の道を石岡へ。2月に走りきれなかったところ。正面に筑波の双耳峰。こちらにもレンコンの田圃がある。
 北関東自動車道が東北道までつながったというので高速道路で帰路に。
 
 今回の旅で気づいたことは各地で公共の宿が次々と閉鎖になっていること。ぼくが10年以上前に買った公共の宿の本は役に立たなくなっていくようだ。
 民間の宿泊施設の中に様々な経営努力をして安く泊まらせてくれるところがある。そういうところを捜して泊まる最初の旅になった。

大子(だいご)から

2009-03-12 20:48:15 | 出会いの旅
 2泊3日の小旅行中です。昨日は栃木県の那須烏山(なすからすやま)という町を訪ね、烏山城に登りました。
 市役所で道を聞き、山腹の忠霊塔跡で一休みしている同年輩の方にこの城について講義してもらいました。どこにもそれらしいことを書いたものが見当たらないのです。那須氏の末裔の城山だったようですが江戸時代は小藩ながら3万石の大名(大久保氏)の城だったといいます。
 行けども行けども山道ばかりです。途中に展望台があったので一休み。那珂川の流れの美しい烏山の町並みが俯瞰できます。いったん山をくだったところから再び登ると杉の林に出ます。あちこちに「二の丸跡」などという表示板があります。このあたりが城跡だったのでしょう。
 僕はあちこちの城跡を訪ねましたがこの烏山城のように放置されたままのところはなかったように思います。もちろん観光客の来た気配はありません。これはこれでいいのかもしれません。今はまったくの「山」に帰ったのです。
 昔、訪ねたことのある袋田の滝を見てホテル奥久慈館に泊まりました。
今日はこれから北茨城の海のほうに遊び日立の宿にもう一泊する予定です。すばらしい晴天です。