１１月２８日２９日城崎温泉・天橋立２

さて夕食は６時３０分から。
この旅館は部屋食でなくて食堂で食べる。部屋は和室にベッドで、これは年寄りには却って有り難い。何やら若旦那自慢の寝心地のいい高級ベッドだとそうですが、枕が違うとよく寝られない質なんですけど。
で、夕食ですが、季節柄カニ！
カニづくしで１杯半出ます。実は夏と比べると宿泊料が１万円近く違うのですが、これはほぼカニの値段か。

最初はカニみそにカニの刺身。この刺身がねっとりして絶品。あ~贅沢は素敵だ。
まずは生ビールでいただきます。
続いて茹でカニ。

カニ酢がいらないくらいで最初はそのままで堪能。
続いては焼きカニ。これは塩気がついていて、香ばしい熱々をそのままでしゃぶりまくる。
こうなると日本酒でしょう。
まずは３種類の飲み比べセット。


夫々お猪口１杯なのが物足りないけどまだまだ酔っ払っていないので違った味が楽しめました。
ここらで鍋の火が入って、間に但馬牛の筋煮込み。

これは脂が甘くてカニとは違って絶品。
これを飲んだ頃には鍋が出来上がってきます。

そこでさっき飲み比べた中で一番気に入った山廃純米吟醸「香住鶴」を冷で。
かにすきをつつきながら日本酒をグビグビ。
もう１合お願いします。
最後は当然ながら雑炊にして頂きます。

カニはもういいので味が凝縮された雑炊だけは食べないと。
もういい加減お腹いっぱいだったのですが、デザートが出てくるとこれも頂いてしまう悲しい性。

夕食が終わって本当はもう１軒外湯を回ろうとも思ったのですが、いい加減酔っ払って寒いところを歩くと体に悪いだろうし、内湯を使うことに。
一人で入ると３人ぐらいは入れる木の浴槽で気持ちよくゆったり浸かることができました。
翌朝はBSで「おしん」を見てから朝湯で「さとの湯」へ。
７時３０分の温泉街はまだまだ寝ていて、早いところで開店準備しているくらい。

さとの湯は７時にオープンでロビーには一番湯の人が２~３人いました。

でも２階の浴室に行くとだれもいない。一番広いお風呂場を一人で占拠してこれまたいい気持ち。
露天風呂が３階にあってこれまた誰もいなくて気分は最高でした。
何故かここはローマ風で露天風呂にも天井はないのにローマ風の柱が立っている。テルマエロマエをまねてみたのか、城崎にはちょっと違和感あり。

それぞれの外湯に特色を出すということで考えたんでしょうけど。
ひと風呂浴びての朝食は８時３０分から。
ここの朝食はご飯は土鍋にドン、みそ汁は土鍋でドン。みそ汁は驚くほどに具沢山でこれは単なる味噌汁ではない。
食べきれないなと思いつつ、ご飯とのバランスを考えつつおかずを食べていたのですが、ご飯を上手く半分以上食べたころにカレイの干物の焼き立てが到着。このカレイも小ぶりの笹カレイではなくて結構大きなもの。骨ごと食べれる笹カレイで十分でしたけど。
え~と思いつつご飯とおかずのバランスが崩れたので、不本意ながらご飯のお替りしてしまいました。
お腹いっぱいになったのですが、最後にデザートが出るとこれも食べてしまいました。
これはもう昼食は抜かなくてはと固く誓ってごちそうさま。