怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

額田でワシも考えた

2008-10-06 21:09:49 | Weblog
義母は無事手術を終え、それでももう歳なので、なかなかはっきりすっきりとは直っていかず回復が長引いています。それはそれで病院で面倒を見てもらえるので、少しづつでも回復していけばいずれは退院できるのでいいのですが、問題は義父です。
義父はもう80代後半で、要支援ですが、昔人間なので今更一人で生きて行けと言っても、ご飯は作れない、洗濯はできないで、到底無理なのでした。
義母が入院中どうするかでいろいろ悩んだのですが、我が家では昼間一人で過ごさなくてはいけない。外へ出るには絶えず鍵を持たなくてはいけないし(田舎では鍵をかった事もないという生活でした)、周りには誰も知った人がいないのでどうかということでした。結局、ショートスティで「額田の郷」というところに入ることになりました。
週に1回は私と妻で迎えに行き、病院まで見舞いに行くことにしました。4日も週1回のお努めで「額田の郷」へ行き、義父を乗せて病院まで行きました。この日は家をあけて大分経っているので一度様子を見て、家に風を通そうと言うことになり立ち寄ることに。
行ってみると、留守の間鼠が暴れていたようで、畳の上に転々と糞が落ちています。窓を開け放して掃除機をかけて、寒くなってきたので少し厚手の服を出したので結構時間を食ってしまいました。
いい時間になったのでお昼を食べるのですが、義父は回転寿司に行ったことがあるかと聞くと一度だけあるとのことだったので、生涯2度目の回転寿司に行きました。ところがもう1時を過ぎたところだったので、寿司がほとんど回転してなくて適宜注文することになりました。これでは回転寿司でないのです。私と妻と義父では年齢も高く、そう食べれないので15皿も食べられなくて終了。子どもたちは一人で10皿食べるのになあ。
それから病院に面会に行って帰ってきたのですが、山の中で、商店もなく、診療所も遠く(今でも診療所へは義父が車で行っていましたが後どれだけ行くことができるのでしょうか)かろうじて夫婦二人が助け合って生活しているのが、少しのバランスが崩れるとなりたななくなっていきます。こういう場合どうすればいいのかワシも深く考えたのですが、考えすぎて頭が痛くなるので、当面は「まあ何とかなるか」ということで思考停止するのでした。
ちなみに「額田の郷」はとてもいい雰囲気みたいで、義父は気に入ってくれました。私が行った時もみんな気持ちよく挨拶するし、田舎の人のよさに満ちています。ショートスティは介護保険が2週間までなので、それから先はどうするかと義父と話し合ったのですが、自費でいいのでここにいるということでできるだけおれるように頼みこんできました。
でも本当に今の生活が成り立つのはあと少ししか無理なようだと思えるので、いずれまた深く考えなくてはいけないようでした。
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1 コメント

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介護離職? (ヤッターマン)
2008-10-08 21:07:42
 最近増えているそうです。昨日、ガイアの夜明けを見ていたら、ちょうど取り上げていました。少子化で親の介護を見るために、仕方なく止めるケースが増えているそうです。在宅勤務を奨励し始めている企業もあるとか。しかし、公務員は何時のことでしょうかそうなるのは。制度はできても利用できないという常態かもしれませんし。
 ともあれ、今後も増え続ける厄介な問題です。
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