こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
今朝もすっきりしない曇り空です。
ゴールデンウイーク真っ最中とは感じられない憲法記念日の始まりです。
さて、今日の話題は経営者、企業のモラルについてです。
昨日、新興の焼肉店のユッケを食べた子供が、2人死亡したというニュースがありました。
原因はOー111という腐敗菌です。
そこで思い出したのが、私がまだ20代の頃、一度ユッケを一皿丸々食べたときのことです。
そのあと猛烈な下痢に苦しみました。それは中毒ではなく、食べ慣れない生肉をいっぱい食べたことから、おなかがびっくりしてしまって、受けつけなかったというだけのことでしたが、強いはずの若い身体でさえ、そうなることがあるのです。
それなのに、なぜ小さな子供に、親がユッケ(生肉)を食べさせたのかということが気になりました。
それでなくても菌に対してまだまだ耐性の少ない子供に、生肉などを食べさせたのかという親にも少しは責任があるようにも思えます。
しかしそれはさておき、本来なら加熱しなければならない肉を仕入れておきながら、それを店の“売り”として生肉に加工して、平然と出していたという、店のモラルのなさが一番の問題です。
店の映像が出たときに、レポーターのバックにあったポスターには「ユッケがうまい!店」というような文字がありました。
確かに、果物や肉類は、腐る寸前のものが一番うまいということですが、そうなると腐敗菌も増加しているのだということも、頭に入れて、覚悟して食べなければなりません。
一般の店では、そこまで覚悟して食べることもないでしょう。いきすぎたグルメではないんですから、もっと楽しんで食べたいはずです。
従って店の方もいちだんと気を使って、腐敗菌が少ない、死んでから食肉に加工するまでの時間が、できるだけ短いものを厳選して出さなければなりません。
こうした事件が起こると、誰が悪いのかという責任論が出てきます。
しかし誰が悪いにしろ、責任があるのは、その会社の社長です。
新興の会社に多い、企業のモラルをかなぐり捨てて会社の利益を優先させ、先発企業に追いつけ、追い越せという暴走めいたものが、そもそもの起因になっているようにも思えます。
雪印や不二家、石屋製菓の白い恋人の賞味期限改ざん、輸入肉や鰻の国産偽装表示など食品を巡る偽装問題が、21世紀に入って問題になることが多くなりました。
それらはすべて企業のモラルの欠如が原因でした。
これぐらいはどこでもやっている。
これぐらいなら大丈夫だろう、という安易な選択。
「これぐらいなら」という言葉のもとに、企業の利益を考えた、消費者抜きの安易な選択を、トップやそれに近い人たちはしてきました。
これからの社会は、企業のモラルも問われます。
モラルをきちんと企業内に浸透させ、偽装などのない企業運営を図る企業がこれからは伸びていきます。
今回の事件を、あなたも「他山の石」、「前車の覆るは、後車の戒なり」として、自分の店や会社を、モラルをしっかりもって経営していってもらいたいものです。
それでは今日はこれで。
▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。
消費者目線のマーケティング
繁盛店になりたいか!
「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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さて、今日の話題は経営者、企業のモラルについてです。
昨日、新興の焼肉店のユッケを食べた子供が、2人死亡したというニュースがありました。
原因はOー111という腐敗菌です。
そこで思い出したのが、私がまだ20代の頃、一度ユッケを一皿丸々食べたときのことです。
そのあと猛烈な下痢に苦しみました。それは中毒ではなく、食べ慣れない生肉をいっぱい食べたことから、おなかがびっくりしてしまって、受けつけなかったというだけのことでしたが、強いはずの若い身体でさえ、そうなることがあるのです。
それなのに、なぜ小さな子供に、親がユッケ(生肉)を食べさせたのかということが気になりました。
それでなくても菌に対してまだまだ耐性の少ない子供に、生肉などを食べさせたのかという親にも少しは責任があるようにも思えます。
しかしそれはさておき、本来なら加熱しなければならない肉を仕入れておきながら、それを店の“売り”として生肉に加工して、平然と出していたという、店のモラルのなさが一番の問題です。
店の映像が出たときに、レポーターのバックにあったポスターには「ユッケがうまい!店」というような文字がありました。
確かに、果物や肉類は、腐る寸前のものが一番うまいということですが、そうなると腐敗菌も増加しているのだということも、頭に入れて、覚悟して食べなければなりません。
一般の店では、そこまで覚悟して食べることもないでしょう。いきすぎたグルメではないんですから、もっと楽しんで食べたいはずです。
従って店の方もいちだんと気を使って、腐敗菌が少ない、死んでから食肉に加工するまでの時間が、できるだけ短いものを厳選して出さなければなりません。
こうした事件が起こると、誰が悪いのかという責任論が出てきます。
しかし誰が悪いにしろ、責任があるのは、その会社の社長です。
新興の会社に多い、企業のモラルをかなぐり捨てて会社の利益を優先させ、先発企業に追いつけ、追い越せという暴走めいたものが、そもそもの起因になっているようにも思えます。
雪印や不二家、石屋製菓の白い恋人の賞味期限改ざん、輸入肉や鰻の国産偽装表示など食品を巡る偽装問題が、21世紀に入って問題になることが多くなりました。
それらはすべて企業のモラルの欠如が原因でした。
これぐらいはどこでもやっている。
これぐらいなら大丈夫だろう、という安易な選択。
「これぐらいなら」という言葉のもとに、企業の利益を考えた、消費者抜きの安易な選択を、トップやそれに近い人たちはしてきました。
これからの社会は、企業のモラルも問われます。
モラルをきちんと企業内に浸透させ、偽装などのない企業運営を図る企業がこれからは伸びていきます。
今回の事件を、あなたも「他山の石」、「前車の覆るは、後車の戒なり」として、自分の店や会社を、モラルをしっかりもって経営していってもらいたいものです。
それでは今日はこれで。
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