言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

2.「あるスーパーの再生物語」<1>

2011-05-11 10:44:02 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田といういうわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


2.「あるスーパーの再生物語」<1>


そのスーパーは10年ぐらい前までは、地方の市内で5店舗を経営する、地元資本ではなかなかの店だったが、その地方の中堅スーパーや大手のショッピングセンターなどの攻勢で、閉店を重ね、とうとう現在は、ある大きな団地内にある1店舗だけとなってしまっていた。

社長は創業の店舗であるここも、いずれ近いうちには、閉店せざるを得ないと覚悟していた。

その原因のひとつは、常連客としていた団地住民の高齢化と、どこでもおなじような、競合店への客離れである。

古くなった団地は半分ほど建て替えられ、よりいっそう高層になった。

そうして新たに移ってきた客層は若い家族が中心であり、その店にはほんの時たま、たまたまなくなったものを買い足しにくるぐらいで、メインの買い物は郊外の大きなショッピングセンターや、近くの中堅スーパーに気軽に出かけた。

頼みの常連客はさらに年齢が高くなり、客数も少なくなる一方であり、少なくなった常連客の買い物点数も少なくなり、客単価は下がる一方であった。

あと何ヶ月持つだろうか。

社長はもうはほとんどあきらめていた。従ってこれという手も打つことがなかった。誰の目から見ても、そこは後数ヶ月持つかどうかだろうと思われていた。

そんなとき、社長は一人の販促コンサルタント本田と出会った。

その出会いが、そのスーパーの再生へとつながったのが、これからの話だ。


本田は、まだこの店には希望があると思っていた。あることをすれば、何とかやっていけるのではと以前から考えていたのだ。

そうしてあるとき、大まかな企画書を書いて社長に送った。

社長はもうあきらめかけていたことでもあり、そんな見ず知らずのコンサルタントからの企画書は捨てようと思った。どうせ最後の骨をしゃぶるつもりだろうと悪く考えたからだ。そう考えざるを得ない経験が過去にあったから、この期に及んでという気持ちから、余計に信用し難かった。

しかし本田の住所を見て、何となく心が動いた。同じ市内であり、さらにすぐ近くなのだ。

まったく違う地域のコンサルタントからの提案であったなら、即座に捨てていたところだが、近くだから一度ぐらいは話を聞いてもいいかな、と軽い気持ちで思ったのだ。

歩いてくるには少し無理があるが、車だと15分も走れば来れるような近さである。

企画書にも自分の店に、実際に何度も足を運んだような形跡がある。

そんな近くだから、これからもいつなんどき顔を合わせるか判らないし、まさか上辺だけのコンサルティングで済ませ、はいサヨナラと逃げるわけにはいかないだろうと思ったのだ。


                          つづく

<2>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

下記のメルマガ「繁盛店になりたいか!」をぜひお読みください。
繁盛店になりたいか!
基本的に毎週月曜日の配信です。もちろん無料です。
今すぐにアクセスして、登録してください。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

継続することの意義

2011-05-11 08:05:03 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日、今日と曇り空で、雨も時たま強く降ったりで、はっきりしませんが、精神的には自分は雨のほうが何となく落ち着きます。あなたはいかがですか。

さて、今日配信するこのブログは今日で100日目、100回目、です。

このブログの作り方は、竹内幸次さんからセミナーで教えてもらいました。
その節はありがとうございました。

そのとき竹内さんがおっしゃった言葉で、今でも守っていることは「とにかく続けること」でした。
その言葉を忠実に守りながら、休む日もなく、時には1日に2回も配信しながら、約3ヶ月と少し、継続してきました。

飽きっぽい質の自分が、ここまで続けてこられた要因は何か、自分でもわかりません。
ひとつ言えるのは、これが習慣になった、ということでしょうか。

悪い習慣はやめようと思ってもなかなかやめられないのに反して、いい習慣はなかなか身につきません。
それを意地でも習慣づけようとがんばったのではなく、やめたい時はいつでもやめていいんだよ、と自分に言い聞かせながら、大した気負いがなかったことが逆に良かったのかもしれません。

最近では続けなくては、という強迫観念ではなく、これだけはやっておかなくちゃ自分が廃ると思いながら、気楽にやっています。

次の目標は1年間連続、365回です。
1年間続けられたら、きっと何かが見えてくるでしょう。

継続していると何かが見えてくる、とよく言われます。
私が愛読しているある2つのメルマガは毎日配信されてきます。
その方2人ともよく言われていることが、やはり「継続すること。休むことなく、とにかく継続すること。そうすることでいつか見えてくるものがある」ということを言っています。

たかが100回の継続ではまだまだ何も見えてはきませんが、何か見える日まで、そして見えてからもずっとこのブログは書き続けていきたいと思います。

そこで厚かましいお願いですが、これをお読みの貴重なあなたにお願いします。
ちょっとしたコメントでも結構ですので、何かリアクションをください。
もちろん励まし以外の、鋭い批判でも結構です。やはり何かリアクションがあると、もっと書いていけるなあという思いがありますので。

それでは今日はこれで。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)