言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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ミスはとるに足りないときに徹底的に刈り取る

2011-05-22 08:55:18 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


今朝は私たちの班が、近所の公園の清掃日に当たっていました。
朝7時から開始。
いつになく多くの人が出て、それぞれ思い思いに鎌や草かきなどを持ち、小さく芽を出してきている公園内の草を刈りました。

上に伸びようとしている草、横に広がろうとしている草、それぞれ生え始めた時からその姿勢でわかります。
それを根こそぎ刈っていくんですが、よく考えてみると、草だって炭酸同化作用で私たちに酸素を供給してくれているんですね。

だから少しぐらいの高さになるまでは、生やしておいてもいいんじゃないかなあって思いました。
あまりにも高くになり、みっともなくなったらある程度の高さまで刈るとか、そのようにした方が、草だって見た目はほとんどグリーンが多いし、目のためにもいいはずですよね。


節電の時代です。

地に生えた草も、草が何もないただの空き地よりも地表温度を下げてくれます
だからむやみに、まるで一生涯の敵のように刈り取るよりも、芝生ぐらいの高さには保って、生やしておいた方がいいと思うのは、私だけでしょうか。


さてもうひとつ、草を刈りながら思ったことがあります。

会社の経営やお店の運営で、ちょっとしたミスならしょっちゅうありますが、そのミスをそのまま小さな、とるに足りないことだと見過ごしていると、そのときは小さなことであっても、いつかどんどんそれが成長して、気がついたら取りかえせない大きなミスを生んでしまうということがあります。

インリッヒの法則をご存知ですか?
それは、一件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽い事故や災害、さらに300件のヒヤリ・ハット(事故には至らなかったもののヒヤリとした、ハッとした事例)があるということを、アメリカの損害保険会社の調査部にいたハーバート・ウイリアム・ハインリッヒが、1929年に発表した論文にあったものです。

従って重大災害の防止のためには、事故や災害の発生が予測されたヒヤリ・ハットの段階で対処していくことが必要だと、後にその論文が災害防止のバイブルと言われるようになったものです。
これは事故や災害防止だけではなく、車内、店内のみんなが起こすちょっとした、見過ごしてもいいような些細なミスでも、放っておくとたいへん重大な取りかえしもできないミスになるということでもあります。
ミスも小さいうちにすぐに気がついて修正しておけば何でもないことです。
充分注意しましょう。

それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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