言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

従業員の意欲は積極的に買おう

2011-05-10 08:48:09 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。



これは私の家内が手作りしたスコーンです。
プレーンタイプで無添加。甘さもあまりないので、最初の一口目は何となく頼りないのですが、2口目、3口目になってくると、そのプレーンさがたまらなくなりま、ついもうひとつと手が伸びてしまいます。スコーンに合うのはバターかマーガリン。ジャムもいいですね。その他いろいろなトッピングをこれから楽しみます。

今回は近所でいつもお花をくれるところにお裾分けしました。
もしご注文があれば、お作りしますよ。
ご連絡は下記のメールかお電話でどうぞ。なんてね。


さて自慢はそれぐらいにして今日の話題に入りましょうか。

私は職業柄、家内の買物によく同行します。
これはそのときに見かけたことです。

あるスーパーの生鮮売場を物色しながら歩いていたら、鮮魚コーナーの一画で、イカを開いて陳列していました。

POPにも“開きイカ”と書いて展示してあります。
開いて中の腸(わた)を取り除いたもので、もちろん一夜干しとか加工したものではなく、生です。

実際、自宅で生イカを調理しようと思うと、魚をさばくのよりもたいへんです。
それにすぐに臭くなるので、取り除いた腸などはすぐに上手に捨てないと、たいへん。

だから、よく売場でも頼まれるのでしょうね。
実際、家内もよく頼んでいますから。

だから、それなら、すでに開いたものを売場においてみよう、と考えたわけでしょうね。
それならいちいちお客様の方も、担当者を呼んで頼む時間も省けるし、担当者もそれにとられる時間があらかじめ計算できるということで一石二鳥です。

しかし問題は、すぐにその新鮮さが失われていくということです。
ですから何杯ぐらいずつ売場におけばいいのか、初めのうちはちょっと読めないのでしょうね。
そのせいか、売場におかれている開きイカは、少し一夜干しのような感じになっていました。

難しいものですね。

でも私は、その売場担当者の、何とかしてお客様に喜んでもらおうとする意欲は買いたいと思いました。
もちろんそれと並んで、丸のままの生イカもパック詰めされておかれていました。
お客様でも、自分で調理する方はそれを選べばいいことです。

このように、日頃からお客様と直に接している現場の担当者の意欲を、上司はそがないようにしたいものです。

馬鹿な上司になると、そんなことしたらイカの新鮮さがなくなってしまう、とか、なんでそんな余計なことをするんだと言って、意欲をなくさせる人もいます。

たとえその試みが失敗したとしても、その意欲は誉めなければ、次の成功体験が味わえません。
あなたのお店ではいかがでしょうか。

それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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