言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「ふつうのドーナツ」

2011-10-04 08:58:02 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。



▲「ふつうのドーナツ」です。

思わず買ってしまいました。

ネーミングに凝るのが昨今のいわゆる“ふつう”ですが、これはその風潮を逆手に取った素晴らしいネーミングです。

昨今の、なんにも手を加えたり、目新しい原料も使っていないのに、ただネーミングに凝れば売れるんだと言わんばかりの、凝ったネーミングの氾濫にちょっと辟易していたところに飛びこんできたこのネーミング。

素晴らしい。

なんにも珍しいところがないんだから、普通のドーナツでいいんじゃないの、と誰かが言ったのを、それは面白いとOKを出したのでしょうか。
それをOKしたトップは、諧謔に富んだ方だとお見受けしました。拍手!

コーヒーや輸入商品の販売で、各地のショッピングセンターにほとんど入っているカルディという有名なショップのPB商品ですね。

今度は「ごくふつうの○○○」とか「全く何の手も加えていない○○○」「飽きのこないふつうの○○○」などといったネーミングが凝り過ぎたネーミングの反動で、出てくるんじゃないでしょうか。

食べてみたところ、本当に“ふつう”の味でした。
そういう意味ではネーミングにぴったりの味とも言えるでしょうか。
ちょっとがっかりしましたけどね………。

もっとギャップがあれば、本当に商品としては有力なものになることができたでしょうが、これじゃ単なるネーミングが面白いだけの、他の商品と何ら変わりがありません。

一口食べて「うまい!」とうならせれば、そのネーミングももっと光ったのに。


さて、今朝はこの秋で一番の寒さでした。
と書いたところで、昨日もこんなことを書かなかったかなあ、と。
寒さが日一日と深まっていくまさに季節の狭間に、今いるんでしょうね。

昨夜は足下が冷えたので、こたつに初めて電気を通しました。
こんな時はわが家では必ずカレンダーを確認します。
「酉」の日でないかどうか、ということです。

「酉」の日に初めての火を通すと火事の元になるという、何の根拠もない迷信を気にかけているわけでもないんですが、何かことがあるとそのせいにしてしまうことを嫌っているからです。
「三の酉」まである年の冬には、火事が多いという古くからの迷信もあります。
なぜなんでしょうね。

まだこたつ布団はかけていませんが、それでもじんわり来る暖かさが、とても気持ち良く、身体の芯まで暖めてくれました。
北海道や東北、そして群馬県の山沿いまで昨日は、初冠雪という話題がニュース・シーンを飛び交っていました。
だいたい平年より20日以上も早いということです。こういう年の冬は暖冬傾向にあるらしいんですが、今年はどうでしょうか。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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